舞台作品
「立川立飛歌舞伎特別公演」2演目セット/解説
中村壱太郎
市川團子
【連獅子】
狂言師右近後に親獅子の精 = 尾上右近
狂言師左近後に仔獅子の精 = 藤間康詞
法華の僧蓮念 = 市川青虎
浄土の僧遍念 = 市川猿弥
【新説 小栗判官】
小栗判官/浪七 = 市川團子
照手姫 = 中村壱太郎
鬼瓦の胴八 = 市川猿弥
遊行上人 = 市川青虎
万長後家お槇 = 市川笑三郎
浪七女房お藤 = 市川笑也
万長娘お駒/素戔嗚尊 = 尾上右近
横山大膳 = 市川中車
「立川立飛歌舞伎特別公演」の『連獅子』『新説 小栗判官』、そして中村壱太郎と市川團子による『解説』をご覧いただけるセット商品です。
『連獅子』
能の『石橋』をもとに親子の情愛を描いた人気舞踊。狂言師右近と左近が清涼山にある石橋を描写し、文殊菩薩の霊獣である獅子が仔獅子を千尋の谷に突き落として、這い上がってきた子だけを育てるという“子落としの伝説”を踊りで描く。父の姿を見つけて勇み立って仔獅子は這い上がり、親子は感動的な再会を遂げる。そして法華の僧蓮念と浄土の僧遍念がやってくるという間狂言では、お互いの宗派の違いから言い合いになっているうちに、おどろおどろしい山風が吹き、二人は驚いてその場を逃げてしまう。 すると狂言師たちは後ジテとして親獅子と仔獅子の精となって現れ、獅子の毛振りで勇壮に舞納める。
『新説 小栗判官』
将軍家の命により許婚となった、智勇を兼ね備えた小栗判官と、常陸国の領主の娘、照手姫の物語。二人は国の横領を企む横山大膳の計略によって離れ離れになってしまう。大膳は暴れ馬を使って小栗判官の命を奪おうとするが、小栗は得意の馬術でその馬を見事に手なずけてみせる。そして小栗は照手姫の父を殺したのが大膳だったことを知り、その仇を討つことを決意する。
この“小栗判官と照手姫”の物語は浄瑠璃や歌舞伎で数多くの作品に描かれてきた題材。今回は、三代目市川猿之助 (二世市川猿翁)により復活上演された 『當世流小栗判官』をもとに、 藤間勘十郎が脚本・演出・振付を手がけて新たな作品としてお届けする。 中村壱太郎、尾上右近、市川團子による宙乗りもみどころの一つ。
(令和7年10月 立川ステージガーデン)
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