インドは街中に神様がいっぱい。『マハーバーラタ戦記』にも登場する神様と、いたるところで遭遇します。菊之助の演じるシヴァ神は、三又の槍を携え、頭には三日月、頭頂からはガンジス川が流れ出ています。そして、額に第三の目があるのが大きな特徴。この第三の目が開くとき、世界は終焉を迎えるといわれています。一方、クリシュナ卿は美男で知られる神様。笛を吹いており、その笛の音に女性たちが集まるそうです。
ハリドワールのガンジス川沿いに立つシヴァ神の像。ガンジス川に集まる人々を見守っています。
写真の右側、先ほどのシヴァ神の像と背中合わせにガンジス川の女神、ガンガーマの像があります。
リシケシの寺院にあるシヴァ神の像、頭頂から流れるガンジス川は、ガンガーマにつながっています。
インドを旅すると必ずと言っていいほど多く見かける「マハーバーラタ」をモチーフにした像。特に戦車の場面は印象的です。
リシケシの寺院にあるシヴァ神。このシヴァ神は華やかで、女性的な雰囲気ですが、やはり第三の目でそれとわかります。
ハリドワールのマーケットにある神像屋にて。クリシュナ卿が笛を吹いています。
リシケシの寺院にてクリシュナ卿に出会いました。クリシュナ卿もさまざまな姿で祀られています。
リシケシのホテルにも、牛に乗ったクリシュナ卿が。短いインド滞在中、いつも身近に神の存在がありました。
撮影=加藤 孝