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通し狂言

伊勢音頭恋寝刃

配信期間 4月26日(金)~5月16日(木)
レンタル期間 7日間(購入時から7日間視聴可能) 
料金 3,850円(税込)
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福岡貢 = 松本幸四郎
今田万次郎 = 尾上菊之助
料理人喜助 = 片岡愛之助
正直正太夫 = 坂東彦三郎
奴林平 = 中村歌昇
油屋お岸 = 坂東新悟
杉山大蔵 = 大谷廣太郎
桑原丈四郎 = 中村吉之丞
猿田彦太夫 = 市村橘太郎
銅脈の金兵衛 = 松本錦吾
徳島岩次実は藍玉屋北六 = 中村亀鶴
藍玉屋北六実は徳島岩次 = 片岡市蔵
叔母おみね = 市川高麗蔵
油屋お鹿 = 坂東彌十郎
藤浪左膳 = 中村又五郎
油屋お紺 = 中村雀右衛門
仲居万野 = 中村魁春

伊勢神宮の神職である御師の福岡貢は、御家横領の画策に巻き込まれたかつての主筋、今田万次郎が紛失した名刀・青江下坂とその鑑定書の折紙の詮議に奔走します。貢と万次郎は、思いがけず二見ヶ浦で、万次郎を陥れようとする悪の一味の密書を手に入れます。そんななか、貢の養子先である御師の福岡孫太夫の屋敷では、正直正太夫が太々講(だいだいこう)の奉納金100両を盗んだ罪を、貢になすりつけようとしています。しかし、貢の探し求める青江下坂を持参した叔母のおみねがやって来たことで正太夫の計略が暴かれると、刀を受け取った貢は深い仲の遊女お紺とともに、古市の遊廓油屋にいる万次郎のもとへ急ぎますが…。
江戸時代に実際に起きた事件を題材とした本作は、伊勢の観光地を随所に盛り込んだ趣向で、名刀と折紙を巡り、手に汗握る展開が繰り広げられます。このたびは、万次郎が名刀・青江下坂と折紙を紛失する物語の発端を描く「相の山」から上演し、貢が万次郎と対面する「宿屋」、悪事の証拠となる密書を巡る「追駈け」「地蔵前」と、伊勢の名所の夫婦岩を背景とした「二見ヶ浦」の場面を上演。喜劇的な場面であり、青江下坂の因縁が明かされる「太々講」と続き、ご存知「油屋」「奥庭」までを通し上演いたします。歌舞伎座での通し上演は、昭和37(1962)年以来、実に62年ぶり。柔らかさのなかにも芯の強さをもつ役柄“ぴんとこな”の典型とされる貢と、柔弱な色男の“つっころばし”の万次郎の対照的な姿、貢を助ける料理人喜助、本心を隠したお紺の愛想尽かし、奥庭での殺しの場面など歌舞伎ならではの様式美にあふれる人気作をお楽しみください。

 

(令和6年3月 歌舞伎座)

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