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お知らせ

【1/26(金)千穐楽公演 生配信決定のお知らせ】新春浅草歌舞伎

2024年01月16日

若手花形俳優が大役に挑む!熱気と華やかさに満ちた「新春浅草歌舞伎」を生配信!

本公演への出演が今年で一区切りとなる出演者も。千穐楽公演を見届けよう!

 

新春浅草歌舞伎 生配信 概要

【第1部】1月26日(金)11時00分(約196分)
【第2部】1月26日(金)15時00分(約249分)
※公演の状況によって開始時間が前後する場合がございます。
※公演開始15分前頃より視聴ページを開場。公演開始まで待機画面が配信されます。
※<イヤホンガイド解説付き>は公演開始12分前頃より開演前の解説が放送されます。

【アーカイブ配信】
アーカイブ配信 視聴期間:1月27日(土)10時00分 ~2月4日(日) 23時59分
※一度ご購入頂きますと、アーカイブ配信期間中は何度でも視聴可能です。

☆イヤホンガイド解説付きチケット購入者特典☆
「舞台映像(イヤホンガイド解説なし)」もアーカイブ配信にてセット配信!
配信期間:1月29日(月)10時00分~2月4日(日) 23時59分

1月27日(土)10時~29日(月)10時まで⇒イヤホンガイド解説付き舞台映像のみ視聴可能
1月29日(月)10時~2月4日23時59分まで⇒イヤホンガイド解説付き、解説なし、どちらも視聴可能

【チケット販売】絶賛発売中!2月4日(日) 20時00分まで販売
※ご視聴には歌舞伎オンデマンド連携の配信プラットフォーム「MIRAIL(ミレール)」の会員登録(無料)/ログインが必要です。「MIRAIL(ミレール)」配信作品の購入/視聴方法/よくあるご質問はこちらをご参照ください。

◎なお、「新春浅草歌舞伎」は上演翌月の歌舞伎オンデマンド(ミレール)での配信は予定しておりません。大変恐れ入りますが、生配信での購入をご検討くださいますようお願い申し上げます。

 

公演情報

2024年1月2日(火)~26日(金) 浅草公会堂

【第1部】
お年玉〈年始ご挨拶〉 生配信日:坂東巳之助
本朝廿四孝 十種香
与話情浮名横櫛 源氏店
神楽諷雲井曲毬 どんつく

【第2部】
お年玉〈年始ご挨拶〉 生配信日:尾上松也
一谷嫩軍記 熊谷陣屋
流星
魚屋宗五郎

【出演者】
尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村米吉、中村隼人、中村橋之助、中村莟玉
市村橘太郎、中村吉之丞、中村 歌女之丞、中村

【第1部 あらすじ】
〈本朝廿四孝 十種香〉
長尾謙信の息女・八重垣姫(米吉)が香を焚き、切腹した許嫁・武田勝頼の菩薩を弔っていると、そこへ亡くなったはずの勝頼と瓜二つの男の姿が。八重垣姫がひと目で恋に落ちた八重垣姫は腰元の濡衣(新悟)に仲立ちを頼みます。花づくりの簑作と名のるその男こそ、実は本物の武田勝頼(橋之助)。切腹したのは偽物で、本物の勝頼は敵対する長尾家から奪われた諏訪法性の兜を取り返そうと姿を変えていたのです。
時代に翻弄されながらも自らの恋心を貫く八重垣姫は、歌舞伎の「三姫」の一つに数えられる大役です。歌舞伎の華麗な色彩美を堪能できる義太夫狂言の名作をご堪能ください。

〈与話情浮名横櫛 源氏店〉
江戸の大店・伊豆屋の若旦那与三郎(隼人)と、木更津の顔役・赤間源左衛門の妾であるお富(米吉)は、木更津の浜辺での運命的な出会いから恋仲に。しかし、源左衛門に二人の関係を知られ、与三郎は瀕死の重傷を負い、与三郎を思い身投げをしたお富は和泉屋多左衛門(歌六)に救われます。それから3年後、多左衛門と暮らすお富のもとに小悪党・蝙蝠の安五郎(松也)とともに与三郎が金をたかりに訪れ、二人は思いがけない再会を果たします。
死んだと思っていたお富と再会した与三郎の「しがねぇ恋の情けが仇」という名ぜりふが有名な人気作。強く惹かれ合った男女の不思議な巡り合いが描かれます。

〈神楽諷雲井曲毬 どんつく〉
多くの参詣人で賑わう亀戸天神の境内。その中で、ひときわ人目をひくのが、太神楽の親方鶴太夫(歌昇)と太鼓打(種之助)、そして荷持どんつく(巳之助)。田舎侍(松也)や芸者(米吉)、大工(隼人)、若旦那(橋之助)、子守(莟玉)白酒売(新悟)も加わり、最後は全員で賑やかに舞い納めます。
田舎者のどんつくと江戸っ子らしい親方のしぐさが笑いを誘う、新春に相応しい華やかな舞踊劇をお楽しみください。

【第2部 あらすじ】
〈一谷嫩軍記 熊谷陣屋〉
源平争乱の時代。源氏の武将・熊谷直実(歌昇)が陣屋に戻ってくると、そこには息子・小次郎の初陣を心配した妻の相模(新悟)の姿が。直実が小次郎の戦いぶりや敵方の平敦盛を討ち取った様子を明かしていると、そこへ敦盛の母・藤の方(莟玉)が現れ直実に斬りかかります。直実はこれを組み伏せ、敦盛の最期を語って聞かせます。やがて源義経(巳之助)が敦盛の首実検に訪れるが、直実が差し出す首桶にあったのは、小次郎の首。義経の意を汲んだ直実は、後白河法皇の落胤である敦盛を救う為、我が子を身替りにしたのです。義経が敦盛を助けたと知った梶原平次景高(吉之丞)が、頼朝へ言上すると駆け出しますが、石屋の弥陀六(歌六)により梶原は絶命。義経は、弥陀六が平家の武将・弥兵衛宗清であると見抜き、敦盛を託します。それを見届けた直実は、出家姿となって陣屋を後にするのでした。
熊谷直実の武将としての生き様、戦乱の世の無常さが胸を打つ義太夫狂言の名作です。

〈流星〉
七夕の夜、天の川で年に一度の逢瀬を交わす牽牛と織女のもとへ、流星(種之助)が雷夫婦が喧嘩を始めたと注進にやってきます。流星は、夫婦の喧嘩の発端を、仕方噺を絡めながら踊って見せ始めます。牽牛と織女に向けて一部始終を語り終えた流星は、夜明けと共に飛び去っていくのでした。四人の雷たちの騒動を、面を使ってひとりで踊り分ける軽妙洒脱な舞踊をお楽しみください。

〈新皿屋舗月雨暈 魚屋宗五郎〉
祭り囃子が響くなか、江戸・芝片門前で魚屋を営む宗五郎(松也)の家は、宗五郎の妹・お蔦が奉公先の磯部主計之助(隼人)の屋敷で手討ちになったという知らせに沈み込んでいました。そこへ、同じ磯部家へ奉公するおなぎ(米吉)が弔問に訪れ、その死の真相を明かすのです。お蔦が濡れ衣を着せられたことを知った宗五郎は、耐えかねて禁酒を破り、たちまち泥酔。女房・おはま(新悟)や小奴三吉(種之助)たちの制止を振り切って、磯部邸へ乗り込みます。
哀しみに耐え兼ねて酒によって乱れていく宗五郎の酔態は大きな見どころです。出演者揃い踏みの河竹黙阿弥による世話物の名作で第2部を締めくくります。

詳細な配役や公演情報はこちら

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