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あらしのよるに

配信期間 1月17日(金)~2月6日(木)
レンタル期間 7日間(購入時から7日間視聴可能)
料金 3,850円(税込)
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がぶ/狼の長 = 中村獅童
めい = 尾上菊之助
たぷ = 坂東亀蔵
みい姫 = 中村米吉
はく = 市村竹松
のろ = 市村光
幼いころのめい = 中村陽喜
幼いころのがぶ = 中村夏幹
ばりい = 澤村國矢改め澤村精四郎
山羊のおじじ = 市村橘太郎
絵師 = 市川門之助
がい = 河原崎権十郎
狼のおばば = 市村萬次郎
ぎろ = 尾上松緑

激しい嵐の夜に、粗末な小屋に身を寄せているのは、狼のがぶと山羊のめい。暗闇で互いの姿が見えず、相手が誰だかわからない状況にも関わらず話が弾み、すっかり意気投合。「あらしのよるに」を合言葉に、翌日の再会を約束します。夕べの嵐が嘘のような、どこまでも青空が広がる穏やかな午後、がぶとめいは「あらしのよるに」の合言葉をうれしそうに交わします。ところが、互いに相手の姿を見てびっくり。目の前にいるのは狼にとって大好物の山羊と、山羊の天敵の狼。食べたい欲求を抑えるがぶと、食べられてしまうのかと不安を抱くめいでしたが、話をするうちにますます親しみを覚えていくと、互いを“友達”と呼び合うほどに仲が深まります。ある月夜の晩に、がぶとめいが並んで美しい月を眺めていると、そこへ、めいを狙う狼のぎろが現れて…。
平成6(1994)年に刊行された、きむらゆういち作の絵本「あらしのよるに」は、国内外で人気を博し、映画、小説、テレビ、舞台などさまざまな分野で取り上げられ、幅広い世代に愛されてきました。この絵本を原作として、27(2015)年に南座で新作歌舞伎として初演。原作の世界観をそのままに、古典歌舞伎の演出や技法を巧みに用いた舞台は大きな反響を呼びました。その後、歌舞伎座、博多座で再演を重ね、今年は絵本発刊30周年を記念して、9月に南座で上演。そして、このたび8年ぶりとなる歌舞伎座での上演は、新たな趣向が盛り込まれた待望の再演となります。狼と山羊が奇跡的な友情を育んでいく魅力あふれる物語をお楽しみください。

(令和6年12月 歌舞伎座)

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