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仁左衛門、勘三郎 平成中村座いよいよ開幕

仁左衛門、勘三郎 平成中村座いよいよ開幕


 2000年に浅草隅田川河畔に仮設の劇場を建設し旗揚げされた中村勘三郎率いる「平成中村座」。江戸時代の芝居小屋を再現し古風さと斬新さを兼ね合わせた舞台は大好評を得て、その後浅草をはじめ、大阪、ニューヨークなど各地でも絶賛を浴びました。その平成中村座が、この度2003年以来5年ぶりに浅草に戻り、10月、11月と2ヶ月公演を行います。


 10月(2日初日~26日)は歌舞伎の古典の名作『仮名手本忠臣蔵』を4つのプログラムにわけて通し上演。出演は平成中村座初出演となる片岡仁左衛門、そして中村勘三郎のほか、中村橋之助、片岡孝太郎、中村勘太郎、中村七之助、坂東新悟、片岡亀蔵、坂東彌十郎など、楽しみな顔触れが揃います。


 公演にあわせ浅草寺西側では、江戸時代さながらの町並みを再現した「奥山風景」も開催されていて、境内はいっそう華やかさを増しています。10月1日、奥山風景の開催にあわせ、片岡仁左衛門、中村勘三郎らによるテープカットがおこなわれ、二人が公演にむけて意気込みを語りました。

片岡仁左衛門―――
片岡仁左衛門 私の先祖の仁左衛門も江戸の中村座に出演させていただいたようです。「奥山風景」を歩いてみると、きっと彼らも同じような光景を見ていただろうと思い、言葉にならないほど気持ちがワクワクしてまいります。


 平成中村座には初めて出演させていただきます。大きな劇場も好きですが、江戸時代の頃の雰囲気を残す劇場は本当に大好きです。ぜひ皆様にもこの雰囲気を味わっていただきたいと思っています。


 八代目仁左衛門と四代目菊五郎という、私と勘三郎さんお互いの祖先が同じようにこの浅草で『忠臣蔵』を共演しています。こうして今の浅草で共演できるのは本当に嬉しいことです。この中村座は、東京ではなかなか味わうことのできない劇場です。初めて歌舞伎にこられた方にも楽しんでいただけるように、出演者もみな死に物狂いでがんばっております。ぜひ見にいらしてください。


中村勘三郎―――
中村勘三郎 このように、平成中村座を浅草寺の境内で、2ヶ月の長きにわたり公演させていただくのは、浅草の皆様のお気持ちのおかげだと思っています。特に、今回は歌舞伎の宝ともいうべき『仮名手本忠臣蔵』に大好きな松嶋屋の兄が出演してくれます。古典に忠実に、江戸の中村座で上演したときの精神を出せるよう、初心に帰って勤めたいと思っています。


 来月は『法界坊』です。この浅草でうまれ、ニューヨークに渡り、また浅草に帰って参ります。11月7日にはニューヨークバージョン公演もおこないます。日本の浅草から世界の浅草になるよう、みなで一丸となって一生懸命勤めさせていただきます。


 勘三郎襲名のときに、浅草でお練りをさせていただきました。今回は襲名以来初めての浅草です。平成中村座でご観劇いただき、浅草にできた江戸村「奥山風景」で遊んで楽しんでいただければ嬉しく思います。


仁左衛門、勘三郎 平成中村座いよいよ開幕


平成中村座の公演情報はこちらをご覧ください。
10月『通し狂言 仮名手本忠臣蔵
11月『 隅田川続俤 法界坊


仁左衛門、勘三郎 平成中村座いよいよ開幕

 浅草寺の境内という、賑やかな場所で行われる平成中村座。公演期間中、浅草寺境内では「浅草奥山風景」が開催されます。


 浅草観音本堂の北側から西側一帯の“浅草の奥山”は、通称奥山と親しまれ、江戸時代から各種の大道芸や見せ物が蝟集し、仲見世伝法院前の水茶屋と相まって、江戸町民の慰楽の場所として栄えました。その繁栄は、明治に入り、浅草六区の発展へと受け継がれていきます。


 平成中村座の公演に合わせ、浅草寺の境内に当時の江戸の町並み・浅草奥山の賑わいが再現されます。会場施設の装飾はもとより、のぼり旗、色々な大道芸の実演、大木戸、辻番所、定火消小屋、火見櫓、矢場、江戸風茶屋(店屋50店余り)、提灯、辻行燈など・・・居ながらにして往時の庶民娯楽の情景を楽しむことができる賑やかなイベントです。


 前回の公演でも大変評判になった浅草奥山風景の再現、会期は10月1日~11月25日の56日間。お芝居とあわせ浅草の歴史・伝統・文化を楽しむ、平成中村座のもう一つのお楽しみ!ぜひ公演には時間の余裕をもってお出かけ下さい。


仁左衛門、勘三郎 平成中村座いよいよ開幕

2008年10月01日

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