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大谷竹次郎賞 奨励賞『江戸宵闇妖鉤爪』

大谷竹次郎賞 奨励賞『江戸宵闇妖鉤爪』

 右から 岩豪友樹子氏、大谷信義松竹(株)会長

 平成20年度・第37回「大谷竹次郎賞 奨励賞」の授賞式が1月30日行われ、平成20年11月国立劇場大劇場で上演された『江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)』の脚色を手がけた岩豪友樹子氏が表彰を受けました。

 最初に選考委員の河竹登志夫氏から、「この作品は、江戸川乱歩の小説『人間豹』を歌舞伎化するという、斬新な企画が公演前から大きな話題になりました。岩豪友樹子さんは、江戸についてよく研究され、歌舞伎の伝統的な手法を生かすことにもつとめられ、また、今後の活躍が期待される劇作の力を感じました。よってこの度、奨励賞を贈ることに決定いたしました。」と、受賞理由についての説明がありました。

 続いて賞状の授与が行われ、大谷信義松竹株式会社会長から賞状・賞金をを贈られた岩豪友樹子氏は、「以前から憧れていたこの賞を受賞することができて、とても嬉しく思っています。本を書いている間は、期待と不安が入り混じり、葛藤や恐れでいっぱいでしたが、松本幸四郎さん市川染五郎さんをはじめ、皆様に助けていただいたお陰でこのような素晴らしい賞をいただけたのだと思っております。今後は大谷竹次郎賞を目指して、新たに頑張って参りたいと思っています。」と挨拶。

 この作品に出演した市川染五郎からは、「いままで、江戸川乱歩の作品が、なぜ歌舞伎になっていないのか不思議に思うほど、乱歩の作品には素晴らしいものがあります。それを岩豪友樹子さんの力で、このような作品にしていただき、大変感謝しています。」と祝辞がのべられました。

大谷竹次郎賞 奨励賞『江戸宵闇妖鉤爪』

2009年02月09日

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