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藤十郎 お初を演じ1300回

藤十郎 お初を演じ1300回

 4月24日(金)、坂田藤十郎が、歌舞伎座さよなら公演四月大歌舞伎で上演中の『曽根崎心中』で、初演以来56年お初を演じ1300回を数える記念の日を迎えました。

 終演後、鳴り止まない拍手に応え、藤十郎が再び舞台に現れ、
 「お初に巡り会い今年で56年になります。日本全国、アメリカ、イギリス、ロシア・・・お初と一緒に色々な所に参りました。そして、この素晴らしいお初の情熱を体いっぱいにいただき、ちょうど今日が1300回目になります。
 1300回目の舞台をこうして皆様に観ていただき、本当に役者冥利、こんなに嬉しいことはございません。許されるのであれば、お初のこの情熱をいつまでも皆々様に観ていただきと思っています。そして、今日観ていただいたお初を、いつの日までも可愛がってあげてください。厚く御礼申し上げます。」と挨拶。

 記者からの質問に、
 「初演が56年前、そして本日が1300回の公演ですが、そんなに何年も前だったという気がいたしません。毎回、初演の時のような気持ちです。今日も、お初の19歳の一生が燃え尽き、その情熱が初演の時と同じように舞台にも出て参りました。何か、お初が間近に来て一緒になって演じてくれたような気がします。本当に素晴らしい情熱の強さです。
 歌舞伎の女方には、これほど情熱の強い女性は少なくて、56年前、戦後の時代にお初はピッタリと合ったのだと思います。そして初演以来、お客様は変わらない温かい拍手で迎えてくださいます。お初は、私の人生を変えてくれたのかもしれません。一生青春、またお初と共に、皆様にお目にかかりたいと思っています。」 と応えました。

公演情報はこちらをご覧ください。

藤十郎 お初を演じ1300回

2009年04月26日

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