明日公開、映画『GOEMON』

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▲ (c)2009「GOEMON」パートナーズ

 中村橋之助が織田信長を演じる『GOEMON』がいよいよ明日、5月1日より全国ロードショーになります。歌舞伎美人では公開に合わせ、橋之助のスペシャルインタビューをお送りします。

 『GOEMON』の舞台は戦国時代。信長、秀吉、家康、その天下統一の影で、ただ一人、民衆のために戦い続けた男、石川五右衛門。金持ちから盗み、貧しき者に分け与え、乱世を自由気ままに生きた伝説の大泥棒。ある夜、彼が盗み出した南蛮製の不思議な箱。そこには、やがて彼の運命を、そして歴史を大きく変えていく、信長暗殺の裏の真相が隠されていた――。

 信長について「役者であれば誰しも一度はやってみたい役」と語る橋之助。メガホンをとった紀里谷和明監督は本作で絢爛豪華な戦国絵巻を作り上げ、全編絶景で観る者を魅了している。撮影には「どきどきして現場に入り、短い期間でしたが、紀里谷監督ならではの信長像を感じました」とコメント。

 監督については「多彩な方。1日24時間じゃなかったら、紀里谷監督は色々なことが出来るのではないかと思います。現場でも再三お願いしているのですが、歌舞伎の演出をぜひやってもらいたいです」と。

 そして「歌舞伎も時代劇も古きことを守ることも大事ですが、それが保守的にならずにその時代にあった歌舞伎や時代劇を作っていかなくては、なくなってしまう世界だと思うんです。『GOEMON』には現代の人が観る時代劇というか、想いや夢を感じます。だから紀里谷監督がこの『GOEMON』を作ることによって、後に続けではないですが、みんなに色々な世界が広がっていくと思います」と作品への期待を語りました。

『GOEMON』は5月1日(金)、全国ロードショー。

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▲ (c)2009「GOEMON」パートナーズ

2009/04/30