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海老蔵 松竹座特別舞踊公演への思い

海老蔵 松竹座特別舞踊公演への思い

 6月3日~10日、大阪松竹座では「市川海老蔵 特別舞踊公演」が上演されます。上演に先立ち市川海老蔵が取材会で公演への意気込みを語りました。

『保名』
 祖父や父をはじめ多くの先輩方が勤めた演目で、いずれは勤めなくてはならないと思っていました。大変に難しい舞踊の一つですが今回この演目を勤めることができ、とても嬉しくそして楽しみです。『雷船頭』や『七つ面』とは違った色合いの、美しくてほわんとした舞踊ですので、綺麗な世界を作り出したいと思っています。

『雷船頭』
 江戸の粋な雰囲気のある舞踊なので、大阪の方に喜んでいただけるのではないでしょうか。四季のうち夏を題材とした舞踊です。近ごろの夏はとくに暑いので、夏を前に涼しげな様子を出したいと思っています。

『七つ面』
 今年一月に新橋演舞場で初めて勤めさせていただきましたが、今回は後半を大きく変え、歌舞伎十八番らしく立ち廻りなどの荒事的な要素を加えてみたいと思っています。人の心にある変身願望や人を驚かせたいという思いが根本にある古風な舞踊ですので、その精神をさらに掘り下げて強調し、前回よりも演目としての力を増したものにしたいと思っています。

 七代目團十郎が制定した歌舞伎十八番というのは、歌舞伎にとって非常に大きな存在です。『七つ面』は、これから歌舞伎十八番を背負っていく作品の一つだと思っていますし、ゆくゆくは立役の代表的な舞踊になるように、作品を深め、面白い舞踊にしていきたいと思っています。

 今回は舞踊公演ですので、お客様も海老蔵の踊りを見たいという方々ばかりですから、さらに頑張らなければという思いが沸いてきます。今回もう一度きちんと舞踊を勉強し直し、先輩方の素晴らしい舞踊に少しでも近づきたいと思っています。

公演情報はこちらをご覧ください

2009年05月21日

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