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大阪松竹座で船乗り込み&イルミネーション点灯式

大阪松竹座で船乗り込み

 大阪松竹座では、7月5日(日)から27日(月)まで、「七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜」を上演します。公演に先立ち、出演する俳優ら約160名が参加し、7月2日(木)恒例の「船乗り込み」がおこなわれました。

 「船乗り込み」の歴史は古く江戸時代にさかのぼります。当時は京都や江戸から役者や一座が大坂へ到着する際に行われていた儀式でしたが、昭和54年に復活して以来、今では7月の大歌舞伎公演前の恒例行事、初夏の大阪の風物詩として広く知れ渡っています。

 午後4時20分、大阪市浪速区の湊町リバープレイスで行われた式典では、尾上菊五郎が「お暑い中、このようにたくさんの皆様方にお集まりいただき、応援していただき、誠にありがとうございます。なんと申しましてもシェイクスピア劇、「十二夜」を書いたシェイクスピアさんも、400年後に地球の裏側で、自分の戯曲が歌舞伎によって演じられるとは、切られ与三郎じゃありませんが「お釈迦様でも気がつくめぇ」という心境ではないでしょうか(笑)。ちょうど千穐楽が200回という記念の公演でございますので、それに向け座員一同みんな張り切っていきますので、宜しくご声援の程お願いいたします。」と挨拶。

 式典の後、俳優たちが乗り込んだ6隻の船は道頓堀をゆっくりと東に進み、日本橋でUターンし、戎橋に到着。途中、紙吹雪が舞う中、両岸から「音羽屋!」など大きな声援が響くと、俳優たちは詰め掛けたファンに手を振って応えていました。

大阪松竹座で船乗り込み

 戎橋では到着を知らせる口上が読み上げられ、俳優の名が呼ばれるたびにに大きな声援がおこりました。場所を移動して大阪松竹座前で行われたセレモニーでは、到着を待ちわびた大勢のファンを前に俳優たちがそれぞれの意気込みを披露。途中"撒き手ぬぐい"のサービスもあり、思わぬプレゼントに松竹座前は大盛り上がり!最後は尾上菊五郎による手締めが賑々しくおこなわれ、公演の成功を祈願しました。

 夜には『NINAGAWA十二夜』公演のためだけに用意されたイルミネーションの点灯式が行われました。カウントダウンの掛け声に合わせ菊五郎、菊之助がスイッチを入れると、松竹座が美しい明かりに包まれ大きな歓声が起こりました。

 詰めかけた大勢のお客様の前で、菊五郎は「今日は、皆様船乗り込みから応援していただきありがとうございます。『NINAGAWA十二夜』宜しくお願いします。」続いて菊之助が「松竹座がこのようにロンドンの香りを持ち大阪に建っている、それは夢のようでございます。」と挨拶を行いました。

 公演期間中、終演後も暫くイルミネーションは点灯されていますので、観劇が終わった後もお芝居の余韻を感じていただけます。美しい灯りでロンドン・ウェストエンドの香りに包まれ一層華やかな松竹座。期間限定のライトアップを楽しみに、ぜひ劇場に足をお運びください。

大阪松竹座で船乗り込み

公演情報はこちらをご覧ください。

2009年07月04日

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