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三津五郎が「山帰り奉納」

三津五郎が「山帰り奉納」

 9月16日(水)17日(木)、坂東三津五郎が大山阿夫利神社で「山帰り奉納」を行いました。歌舞伎舞踊の『山帰り』は、江戸時代の名優三代目坂東三津五郎が初演して以来、現在の十代目坂東三津五郎に至るまで、坂東流のお家芸として受け継がれてきましたが、その題材となった大山阿夫利神社で奉納舞踊が行われたことは無く、今回の能楽殿での公演が初めての奉納舞踊となりました。

 初日、「山帰り奉納」を祝うかのような晴天の下、大山の緑に囲まれた能楽殿には、記念の公演を見ようと大勢のファンが詰めかけました。林家たけ平が「開口一番」で一席を勤め会場が和やかになった後、座談「大山詣で」が行われました。大山阿夫利神社宮司、書家・橘右之吉、落語家・林家正蔵らとともに、坂東三津五郎が舞台に登場し、江戸時代から続く大山詣でにまつわる楽しい話が披露されました。

三津五郎が「山帰り奉納」

▲ 左から大山阿夫利神社宮司目黒仁氏、林家正蔵氏、坂東三津五郎、橘右之吉氏

 その後、江戸消防記念会第五区六番組の方々による威勢の良い「木遣」が披露され、続いて林家正蔵による落語「大山詣り」が奉納されました。そして待ちに待った三津五郎による『山帰り』が奉納されると、「大和屋!」の掛け声と共に、お客様の大きな拍手が大山に響き渡りました。

 舞台を終えた三津五郎が、「皆さんが協力してくださったお陰で、このような大きなイベントを行うことができました。大勢の皆さんと一緒に夢が叶えられたことを、本当に嬉しく思っております。一生忘れられない日になると思います。」と挨拶をすると、お客様から再び大きな拍手が贈られました。

三津五郎が「山帰り奉納」

2009年09月18日

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