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片岡千之助、田中傳左衛門「歌舞伎の未来」公演の意気込み

片岡千之助、田中傳左衛門「歌舞伎の未来」公演の意気込み

 現代演劇のみならず、歌舞伎作品の作・演出も手掛ける野田秀樹氏の東京芸術劇場芸術監督就任を記念し、そのすべての歌舞伎作品と、2008年「THE DIVER」、2009年「ザ・ダイバー」で作調・演奏を手掛ける田中傳左衛門のプロデュースによる公演「歌舞伎の未来」が、11月23日(月・祝)、東京芸術劇場・中ホールで開催されます。
 歌舞伎の未来を担う9歳の歌舞伎俳優・片岡千之助の『口上』に始まり、『五條橋』では千之助が牛若丸に挑戦します。祖父・仁左衛門も『ご挨拶』に駆けつけるなど、バラエティに富んだ公演を前に、片岡千之助、田中傳左衛門が公演への思いを語りました。

田中傳左衛門
 野田秀樹さんが東京芸術劇場の芸術監督になられて、公共の劇場ならではの公演をおこなっていきたいという希望をうかがい、三響會の番外編のような古典邦楽を中心とした会をさせていただき、その中で片岡千之助丈に出演をお願いする事となりました。

 千之助丈は未だ9歳ですが、今回の公演を通して、芸の修行の始点はどのようなものか、どのように継承されて行くものかが判ると思います。そして、その成長をお客様方に中・長期的に見続けていただくことが、新しい歌舞伎座など、未来の歌舞伎の小屋にお客様が来てくださることに繋がります。又、普段古典をご覧にならない東京芸術劇場のお客様に古典をご覧いただき、我々の歌舞伎公演に来ていただくのも狙いの一つです。

 千之助さんはこうみえて、結構野心をお持ちなんですよ(笑)。その心の強さも素晴らしいですし、お父さんの孝太郎丈を筆頭に千之助さんをサポートしてくれる方々が周りに大勢いらして、環境も素晴らしいと思います。そうした千之助さんの将来に期待すると共に、20代~30代の我々や藤間勘十郞師らが、今の時代でしか出せない味を、今回の公演を通して千之助さんに体感していただいて、「ああ、あの時こうだったな」といつか思い出して欲しいと思っています。そして将来我々を踏み台にして、「今度は何をやっていこう」といったような思いが芽生えてくれたら、それはとても嬉しい事です。

片岡千之助、田中傳左衛門「歌舞伎の未来」公演の意気込み

片岡千之助
 みなさんから"自分の責任興行"と言われているので、友達にも大勢観に来てくれるように声を掛けています(笑)。いつもと同じように一生懸命舞台を勤めたいと思っています。『五条橋』は一度"おおパ"(祖父・仁左衛門)と踊ったことがあり、とても難しいです。それでも踊りは沢山動きがって、とても好きです。今年のお正月に『鏡獅子』の胡蝶を勤めましたが、いつかは『鏡獅子』や『連獅子』で元気よく"毛振り"を勤めたいと思っています。

公演情報はこちらをご覧ください。

片岡千之助、田中傳左衛門「歌舞伎の未来」公演の意気込み

2009年11月12日

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