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市川右近『黒塚』ゆかりの地・安達ヶ原の観世寺を訪問

市川右近『黒塚』ゆかりの地・安達ヶ原の観世寺を訪問

 12月7日、新橋演舞場「初春花形歌舞伎」で上演される『黒塚』の成功を祈り、市川右近が、『黒塚』ゆかりの地であり、鬼婆伝説で有名な福島県(二本松市安達ケ原)の観世寺を訪れました。この観世寺は、『黒塚』を何度も踊っている市川猿翁、市川猿之助も訪れたことがあり、境内にある資料館には、二人の写真も掲示されています。

 観世寺で公演の成功を祈願し、鬼婆「岩手」の伝説を目の当たりにした右近は、感慨深い表情を浮かべながら、岩手が棲んでいたという岩屋や、岩手が葬られたという"黒塚"を参りました。

 参拝を終えた右近は、「『黒塚』は非常にドラマティックな作品で、人としての縮図が組み込まれていると思います。鬼婆のように人を殺したりはしないけれども、誰しもがもっている怨念や哀しみを鬼婆ももっている。技術的には至らないかもしれないけれど、思いだけでも伝えられるようにがんばります。」と決意を述べました。

 右近にとって、『黒塚』は8才の初舞台当時から憧れていた長年の夢の舞台。師匠である猿之助には「演ったことのある人にしか分からないけど、本当に気持ちがいいよ。かたくならずに楽しく踊りなさい。」とアドバイスを受けました。市川猿翁、猿之助の想いを胸に、決意を新たに勤める『黒塚』お楽しみに!

市川右近『黒塚』ゆかりの地・安達ヶ原の観世寺を訪問

▲ 写真左:舞台の成功を祈願する右近 写真右:鬼婆の岩屋にて

2009年12月12日

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