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仁左衛門、千之助が『連獅子』で共演~新橋演舞場六月大歌舞伎

仁左衛門、千之助が『連獅子』で共演~新橋演舞場六月大歌舞伎
 新橋演舞場「六月大歌舞伎」に出演する片岡仁左衛門が、昼の部『連獅子』で共演する孫・片岡千之助と共に、公演への意気込みを語りました。

片岡仁左衛門
 千之助は小さい頃から私と『連獅子』を踊りたいとよく言っておりました。本興行で祖父と孫で勤める『連獅子』というのは戦後初めての事だそうですね(笑)。仔獅子の精は15・6歳位から勤めるようなお役ですから、それを11歳の千之助と一緒にさせていただけるというのは、やはり感無量です。もちろん上手く踊ってほしいと思っていますが、まずは元気に25日間勤めてくれればと思っています。

 私も舞台が好きですが、千之助もお客様が好きで、お客様のエネルギーを自分のエネルギーに変える、そういうところがあります。私の夢は、この子が二十歳になったときに(『女殺油地獄』の)与兵衛をさせて、私が徳兵衛をする・・・私がちょうど二十歳の時に与兵衛をやらせてもらい、父が徳兵衛をしてくれたものですから。千之助が二十歳になるまであと9年、きっとあっという間ですから、まだ「老けは嫌や」と言っているかもしれませんね(笑)。

 夜の部の『夏祭浪花鑑』では一寸徳兵衛を勤めます。吉右衛門さんとご一緒するのは33年ぶりです。二人が舞台で並ぶことでお客様が喜んでくださればと思っています。徳兵衛はいかにも大坂のゴロツキ、本来は違うのですが、とにかくお金をもらえば何でもやるという男です。大坂のこういう役というのは格好良くなければいけません。頼まれれば一歩も引かないという粋な心の持ち主、威勢が良くピーンとしていなければならないので、そこが難しいところです。


片岡千之助
 『連獅子』は中村勘三郎さん親子の格好良い舞台を観た3歳位の頃から踊りたいと思っていました。獅子の毛振りも好きですが、崖から谷に落とされてもう一度はい上がり、親子の笑顔が蘇るところがとても好きです。オーパ(大きなパパ)は一番身近で尊敬しているので、一緒に踊る夢が叶ってとても嬉しいです。

2011年05月18日

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