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皿屋敷伝説ゆかりの地探訪~大阪松竹座七月大歌舞伎『播州皿屋敷』

 大阪松竹座「関西・歌舞伎を愛する会 第二十回 七月大歌舞伎」、昼の部で上演される『播州皿屋敷』は、秘蔵の皿を紛失させたと、いわれのない咎で主人に惨殺され、井戸に投げ込まれた腰元お菊の怨霊が、夜毎に井戸の中で「一枚、二枚・・・」と皿を数えるという、有名な皿屋敷伝説を基にしています。今に伝わる皿屋敷伝説ゆかりの地をご紹介しましょう。


【お菊神社(十二所神社)】
皿屋敷伝説ゆかりの地探訪~大阪松竹座七月大歌舞伎『播州皿屋敷』

 兵庫県姫路市にある十二所神社の境内には、お菊を祀ったお菊神社があります。姫路城主・小寺則職に奥女中として仕えていたお菊が、則職の病気平癒祈願のため十二所神社に参拝し、その忠節に心打たれた則職が、21歳という若さで亡くなったお菊の霊をまつり慰めるために建てたと伝えられています。御祭神は水とお皿にご縁があることから、ご婦人・水商売・陶器の守護神として悩み事、願い事にご利益があると言われています。


【お菊井戸】
皿屋敷伝説ゆかりの地探訪~大阪松竹座七月大歌舞伎『播州皿屋敷』

姫路城「お菊井戸」を訪ねた『播州皿屋敷』に出演する片岡孝太郎と片岡愛之助
 姫路城内にある「お菊井戸」。皿屋敷伝説では、お菊は折檻された上に井戸に落ちます。姫路城内には「お菊井戸」と呼ばれる井戸が残り、皿屋敷伝説を偲び今も大勢の観光客が訪れています。


【姫路城~天空の白鷺】

皿屋敷伝説ゆかりの地探訪~大阪松竹座七月大歌舞伎『播州皿屋敷』

▲ 素屋根に覆われた姫路城(左)と「天空の白鷺」見学の様子(右)

 お家騒動の舞台となる国宝・姫路城は大天守閣修理工事のため2014年頃まで素屋根で覆われていますが、平成23年3月から、素屋根内部の改修の様子がわかる見学施設「天空の白鷺」が公開されています。海抜100mに設置された見学スペースからは目の前に迫る大天守閣最上層の大屋根、破風や懸魚などを間近に見ることができます。世界文化遺産修理の常時公開は日本で初めてのこと。この機会に城郭建築の醍醐味をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。

2011年06月17日

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