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薪車が意気込みを語りました~新橋演舞場12月年忘れ喜劇特別公演

薪車が意気込みを語りました~新橋演舞場12月年忘れ喜劇特別公演

 新橋演舞場12月「年忘れ喜劇特別公演」に出演する坂東薪車が意気込みを語りました。

坂東薪車
 12月は京都・南座の顔見世に出演させていただくことが多く、東京の新橋演舞場に出演するというのはなにか不思議な感じがします。藤山直美さんとは4回目の共演になりますが初の東京公演!はじめてご覧になるお客様も大勢いらっしゃると思うので、その中でどんなふうに楽しく演じるか、不安もありますが期待も大きく今から楽しみにしています。

 『銀のかんざし』は共演の第一作です。歌舞伎とは違う環境の中で、言葉、気持ち、稽古、全てがアウェイ(笑)、深夜まで稽古で苦しんだ思い出もあります。清之助の生活はある種男の理想と言えなくもないですね。女性に甘えて、精神的マザコンで・・・実は私にもそうしたいという願望もありますが、私生活ではなかなか出来ませんね。甘えたい気持ちをお芝居の場を借りて思いっきり出したいと思っています(笑)。『殿様茶店の恋日和』は2役です。盗賊の赤鞘主水の見せ場は大立廻り、もう一役は庶民からかけ離れた殿様、カラッと笑っていただきたいと思っています。

 直美さんと共演するのは本当に楽しく、どんな方に転んでも何でも返してくださる。役になりきっているからいろんな台詞が出てくる、そんな感じをいつも受けています。私にも試練を与えてくれて、ひらめいた捨て台詞をポンポンと(笑)。それに対して自然にポンと返す、自分も役になっているから、どんどんキャッチボールが膨らんでいくこともあります。師匠の坂東竹三郎からは、前回と同じように遠慮せずに思い切りやってきなさいと言われています。そして常々言われているように、品を大事にしながら勤めたいと思っています。
 

日生劇場「十二月歌舞伎公演」スチール撮影を行いました

▲ 『銀のかんざし』 平成20年11月大阪松竹座


 共演の藤山直美は「薪車さんは共演するごとに華やかさが増し、幹の太い男性に、そしてどんどんいい役者さんになられます。2人の舞台を見て、師走に華やかな気分になっていただけたら凄く嬉しいです」と公演への思いを語りました。

2011年11月25日

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