亀三郎、尾上右近、亀寿が「子供歌舞伎教室」に出演

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▲ 亀三郎の佐藤忠信実は源九郎狐、右近の静御前 (c)松竹株式会社

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▲ 亀三郎の佐藤忠信実は源九郎狐、亀寿の逸見藤太 (c)松竹株式会社

 

 11月23日、新橋演舞場で開催された第241回「子供歌舞伎教室」(主催:財団 法人都民劇場、共催:東京都、製作:新橋演舞場)で、坂東亀三郎、尾上右近、坂東亀寿が、『吉野山』に出演しました。

 「子供歌舞伎教室」は、都民劇場が「小さいときから古典芸能に親しんでもらい、将来の歌舞伎ファンを育成することを目的」として昭和27年に歌舞伎座でスタートさせたものです。歌舞伎座閉場後は場所を新橋演舞場に移し、今年は演舞場で2回目の開催となりました。当日は、都内在住・在学の小学生から高校生までの子供と同伴者の応募から、抽選で約1300名が無料招待されました。

 毎回、若手が大役に挑戦することが恒例となっており、今回は佐藤忠信実は源九郎狐に亀三郎、静御前に右近、逸見藤太に亀寿という主な配役で『吉野山』を上演。

 また、上演の前には、歌舞伎や演目の解説も行われ、上演中は、舞台の熱気が伝わったかのように、熱心な観客から大きな拍手が沸いていました。

2011/11/24