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新橋演舞場「八月花形歌舞伎」初日コメント

 8月4日(土)に初日が開いた新橋演舞場「八月花形歌舞伎」。連日の暑さにも負けない熱演が続いていますが、初日の舞台写真と中村福助、市川海老蔵のコメントが到着しました。

中村福助
 『桜姫東文章』の桜姫を演じるのは、今回で2度目になります。登場人物たちが、ちょっとした歯車の食い違いから、運命の糸にたぐられるように動いていき、みんなが磁石のように吸いつけられていく。そして、全員が最終的には自分の本能で生きてしまう...。人間の性(さが)を感じさせる作品で、現代にも通じるところがあると思います。ストーカー、衝動殺人、DV。一歩間違えば、人間はこうなってしまうというあやうさが面白く描かれています。

 オリンピックでは、アスリート達が毎日熱い戦いを繰り広げ、多くの感動、勇気、パワーをいただいております。私たちも彼らに負けぬよう、皆で力を合わせ、熱い舞台をお見せして、お客様に感動と興奮をお届けします!


市川海老蔵
 『桜姫東文章』の権助は、父(團十郎)に習いましたが、父の権助は非常に色気があり、できるだけ吸収して父のやったようにできたらと思います。権助という役は、僕のもっている一部分と通じるところがあるので、役づくりは特に必要ないです(笑)。

 『伊達の十役』は、2年半前に初役で取り組んだ作品ですが、再演させていただけることになり、死ぬ気でかかることのできる作品がまた一つ増えた喜びでいっぱいです。(猿翁と)初共演させていただいた次の月に、猿翁のおじさまの演出で取り組めることも、非常に感慨深いです。

 どんどん早替りしていく場面もあり、その一方で、じっくり古典として見ることのできる作品でもあります。お客様に楽しんで観ていただけるよう勤めます。

仁木弾正(海老蔵)

2012年08月07日

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