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玉三郎がフランス芸術文化勲章最高章「コマンドゥール」を受章

坂東玉三郎 コマンドゥール受章

 左よりフィリペティ文化大臣、坂東玉三郎


 2月19日(火)、坂東玉三郎が、フランス芸術文化勲章最高章である「コマンドゥール」を受章、パリ市内のパレ・ロワイヤル内サロン・ジェロームにて行われた授章式に出席しました。

 5日(火)からパリ・シャトレ劇場で、地唄舞と昆劇『牡丹亭』の公演を行っていた玉三郎に、これまでの芸術・文化への貢献に対して、フランス文化省より栄誉ある章が授与されました。

 式に先立ち、オレリー・フィリペティ文化大臣より、今回の受章のお祝いと、これまでの玉三郎のフランスの文化・芸術への貢献、そして、歌舞伎の女方、世界の素晴らしい芸術家とコラボレーションした舞台についての高い評価が授章理由として挙げられ、さらに今回のパリ公演での素晴らしい成果も称賛されました。その後、授章式が始まり、文化大臣からコマンドゥール章の勲章が玉三郎の首に掛けられました。

 玉三郎は1991(平成3)年に、同じくフランス芸術文化勲章であるシュバリエを受章しており、今回はその後のさらなる功績が認められての最高章の授与となりました。コマンドゥール章は、歌舞伎俳優では團十郎さんも、2007(平成19)年に受章しています。

t坂東玉三郎 コマンドゥール受章

玉三郎の受章のスピーチ
 このたび、コマンドゥール章をいただきまして、誠にありがとうございました。

 私は小さい頃には、歌舞伎の専門家になるとは思っていませんでした。それが、こうして専門家となって、こんなにたくさんの歌舞伎の主役をやらせていただけるとは思ってもいなかったことですし、まして、このパリで、コマンドゥール章をいただけるとは夢にも思いませんでした。

 去年、日本では重要無形文化財(人間国宝)に認定されました。これは今まで、自分が修業してきたことを、将来の若い人たちに継いでいくという使命を国からいただいたものです。そういったことや、今、文化大臣からお話しいただいたように、世界のいろいろな芸術家たちとコラボレーションさせていただいた結果、こういった勲章をいただけることになったのだと思います。

 思い返せば26年前、モガドール劇場に呼んでくださったことが、つい2、3年前のことのように思われ、感謝しています。この章をいただいたからには、今後もパリで、世界で、自分の芸術が発表できるように努力していきたいと思います。ありがとうございました。

2013年02月20日

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