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月乃助ほか出演者が語る舞台『さくら橋』

さくら橋

 8月2日(金)~27日(火)、市川月乃助が出演する新橋演舞場8月公演『さくら橋』の製作発表が行われ、主演の藤山直美と、共演の加賀まりこ、月乃助が公演への思いを語りました。

 物語は上京してきた河村花が、過酷な境遇のなか、それでもたくましく明るく生きる姿を描いた人情喜劇。月乃助は、藤山が演じる河村花が惚れ抜く呉服問屋の若旦那、三杉喬を演じます。

猿翁も喜んだ大恩人との共演
 藤山には猿翁門下に入門間もなくの頃から懇意にしてもらってきたという月乃助。「私事ですが、先だって結婚した際には食事会まで開いてくださったり、プライベートでとてもお世話になっている大恩人とやっと仕事でご一緒できることが、本当に嬉しい。師匠の猿翁も手放しで喜んでくださいました。その期待に応えねばと思っております」と言います。

 「猿翁さんの追っかけというか、崇拝者」を自認する藤山は、「月乃助さんには猿翁さんのDNAを感じるんです。その方が段治郎から月乃助に"出世"されて共演できるのは嬉しい限り。猿翁さんに感謝です」と、共演の喜びを語りました。

市川月乃助

"いい男"ぶりをお楽しみに
 本作品のもととなる松原敏春作『流水橋』の面白さを生かしつつ、今回の配役に「あて書きし直すつもり」と言う補綴・演出の齋藤雅文によると、「(藤山)直美さんが演じる花は、どんな目に遭ってもたくましさを忘れない雑草のような女性として描きたいと思っています」。藤山は「私は雑草のような役が多いのですが(笑)、行儀よく品よく演じられたらいいなと思っています」と意欲を語りました。

 また、「あの天才とご一緒できる!」と、藤山との共演を喜んだと言う加賀は、新橋演舞場初登場。『流水橋』で山岡久乃が演じた役を勤めるに当たり、「花道のある劇場、あの大きさ...。初めて尽くしですが、山岡さんが見せてくださった役のつくり方をお手本に、なんとかやりたい」と、挑戦への決意を話しました。

 月乃助演じる喬は、「花を裏切り、たかる最低な男(笑)」と齋藤。しかし、「花が一生惚れ続ける、その魅力は脚本に用意してあります」とのこと。猿翁とはタイプの違う俳優と自分を分析する月乃助は、「師匠の背中を追いかけてきたことが、(藤山の言う)DNAとして出てくれば」と、今回の舞台にかける思いを語りました。

 このほかの共演者には、花の娘役の安達祐実をはじめ、仁支川峰子、石倉三郎、河西健司、ベンガルら。チケットは6月25日(火)よりチケットWeb松竹チケットホン松竹ほかで販売予定です。

2013年05月28日

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