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歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」出演者が屋上庭園に勢揃い

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▲ 前列左より坂東彌十郎、中村扇雀、坂東三津五郎、中村福助、中村橋之助 後列左より中村七之助、中村勘九郎

 

 8月2日(金)に初日を迎える歌舞伎座新開場柿葺落「八月納涼歌舞伎」の出演者たちが、歌舞伎座タワー5階にある屋上庭園に揃いの浴衣で登場し、公演に向けての意気込みを語りました。

 歌舞伎座に納涼歌舞伎が帰ってきました! 8月恒例となっていた納涼歌舞伎が、4年ぶりに復活します。歌舞伎を初めて観る人にも楽しんでもらえる上演をと、平成2(1990)年に三津五郎と十八世勘三郎を中心に始まった納涼歌舞伎は、その後、歌舞伎座さよなら公演まで20年続きました。三津五郎は、「ずっと引っ張ってくれた中村屋(勘三郎)が楽しみにしていた公演です。彼の分まで一所懸命盛り上げていきたい」と、語る言葉にも力を込めました。

 俳優たちにとって待ちかねた納涼歌舞伎だったらしく、「新装なった歌舞伎座でできるのがありがたい。心で勘三郎の兄とともに勤めたいと思います」と福助が言うと、扇雀も「若手で盛り上げてきて今日に至った公演。中村屋が得意としていた演目が並んでおり、いない穴を埋めて前へ進む姿をお見せしたい」と意欲的に話しました。橋之助は「先輩の芝居への情熱を見、大きな役ができるのが8月でした。情熱のある芝居を皆様にお見せすることが勘三郎の兄への恩返しになる」と、それぞれに亡き人へ思いを馳せながらも、公演に向けての熱い気持ちを述べました。

 「中村屋はいつも"俺たちチームだから"と言っていました」と続けた彌十郎は、「勘三郎さんが出してくれたOKサインを、今度は皆さんからもらえる芝居を毎日していきたい」と気合を見せました。勘九郎は「歌舞伎座が開場したら父が踊りたかったであろう『鏡獅子』を七之助とさせていただける幸せ。父の遺志と魂を受け継いで頑張ります」、七之助は「父は出られない悔しさもいっぱいだと思います。僕もチームの一員として懸命に勤めます」と、納涼歌舞伎への新たな一歩への決意を力強く語りました。

 また、屋上庭園での初のイベントとあって、「なんでも"初"っていいものですね」と福助が言うと、屋上庭園へ初めて来たという出演者も多く、彌十郎が「河竹先生ゆかりの石燈籠があったり歴史が感じられる」と感慨深く話しました。七之助は「父は初日と千穐楽にお稲荷さんへお参りしていたけれど、僕もお稲荷さんとここの先人の碑にお参りしようと思います」と続けました。

 「料金も多少お求めやすく、初めての方にもわかりやすい演目ばかりです。夏休みということで、ぜひお子様とご一緒にお越しください!」と、出演者全員の気持ちを代表して三津五郎が呼びかけ、梅雨時にもかかわらず、熱い公演を予感させる夏らしい日和となった屋上庭園初のイベントは、大きな盛り上がりのうちに終了しました。

 「八月納涼歌舞伎」は8月2日(金)~24日(土)、チケットは7月12日(金)より、チケットWeb松竹チケットホン松竹にて発売です。

2013年06月28日

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