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「七月大歌舞伎」出演者が大阪松竹座へ船乗り込み

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 6月30日(日)、大阪松竹座の夏の恒例行事、「船乗り込み」が行われました。

 日曜日とあって、京阪天満橋駅前の八軒家浜船着場から松竹座まで、大勢の歌舞伎ファンが歓迎の声援を送った今年の船乗り込み。出演俳優、鳴物、招待客ほか約200人が乗船、出演者たちは揃いの浴衣とうちわで風情たっぷりに盛り上げ、沿岸に向けてにこやかに手を振り続けました。そして、大阪松竹座の劇場前の式典では、「七月大歌舞伎」出演者たちがご挨拶を述べました。
 
 最初に挨拶に立ったのは仁左衛門。「ちょっと雨も降りましたが、客席で皆様にお会いするのが楽しみでございます。一所懸命、頑張ります」と、元気な第一声を発すると、久々の大阪出演となる福助が「"雨降って地、固まる"です。勘三郎の兄の襲名披露以来、8年ぶりです」と続け、扇雀は「歌舞伎座の柿葺落公演も盛り上がっておりますが、大阪松竹座もさらに盛り上げたいです!」と、公演を勢いづけました。

 進之介は「曽我五郎という血気あふれる役を父と同じ舞台で勤めます。東西の成駒屋も揃います」と公演を紹介、亀鶴は「皆様に温かく迎えていただけてうれしいです」と感謝し、吉弥は「2年ぶりの松竹座、昼夜3役懸命に勤めます」、亀蔵は「毎年のように松竹座に出させていただいております。ありがとうございます」、桂三は「昨年に引き続きお招きいただき、一座に加えていただきうれしく存じます」と、それぞれに大阪公演への思いを述べました。

 松竹座初出演となる児太郎が、「一所懸命勤めさせていただきます」と意欲を見せると、「児太郎さんと同じ"太郎"ですが、少し年上です。ご声援のほどお願い申し上げます」と、場を沸かせたのは孝太郎。そして、翫雀が「3年ぶりの7月の松竹座、歌舞伎座でのお練りと同じように、たくさんの人が来てくださってうれしいです。感無量です」と言うと、橋之助が「お誘い合わせのうえ、ぜひともお越しください」とアピール。

 薪車が「暑さに負けず、精いっぱい勤めます」、秀太郎は「今年は1、2、7月と3カ月も松竹座に出させていただいてうれしゅうございます。張り切って頑張ります」と、地元大阪に馴染みの深い二人の挨拶に続き、我當が6月の「歌舞伎鑑賞教室」公演の感謝とともに「関西・歌舞伎を愛する会の公演では、勘三郎君が頑張ってくれました。思わず涙が出てまいりそうです。皆様のおかげで"愛する会"になって22回目の公演、本当にありがとうございます」と締めくくりました。最後は撒き手拭いで大きな拍手と歓声が沸き、我當の発声による大阪締めで4日から始まる公演に大きな弾みをつけました。

 「関西・歌舞伎を愛する会 第二十二回 七月大歌舞伎」は、7月4日(木)から28日(日)までの公演、チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。

大阪松竹座「船乗り込み」

2013年06月30日

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