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梅玉、猿之助らが「郷土芸能復興支援金」贈呈

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 前列左より右近、猿之助、桜井勝延理事長、梅玉、門之助 後列左より弘太郎、春猿、猿弥、3人おいて笑也、笑三郎、寿猿


 7月12日(金)、「松竹大歌舞伎 東コース」出演者らから、財団法人南相馬市文化振興事業団へ、翌13日(土)には須賀川市へ、「郷土芸能復興支援金」が贈呈されました。

 今回の支援については、公演出演者と関係者が、「伝統芸能に携わる者として、郷土芸能の復興の一助になれば」との思いから、東日本大震災と原発事故で被災された福島県の南相馬市、須賀川市に対し行われたものです。

中村梅玉

 12日(金)の南相馬市民文化会館では、公演を前に、出演者と関係者を代表して中村梅玉から事業団の桜井勝延理事長へ、支援金を贈る贈呈式が行われました。桜井理事長からはお礼とともに「皆様の心のこもった歌舞伎のご披露によって、市民も益々の心の復興を得るものと思います。皆様からのご厚意は文化振興のために使ってまいりますので、今後とも南相馬市を温かく見守っていただきたく思います」とご挨拶がありました。

 震災では大勢が命を落とされ、いまだ111名が行方不明、続く原発事故で一時は6万人もが避難を強いられたという南相馬市の状況を聞き、梅玉は「我々の寄付が少しでも皆様を力づけ、癒しになればと願い、これからの舞台を勤める所存でございます。寄付は極々ささやかな支援ではございますが、同じ文化に携わる者として、何か少しでもお力になりたいと思いました」と、支援の気持ちを言葉でも表しました。

 また、昼の部『口上』では、市川猿之助が襲名披露のご挨拶に続けて「この度の震災では、改めて何もできない無力感に打ちひしがれました。しかし、皆様、よくぞ生きていてくれました!」と語りかけると、満員の場内から大拍手が起こりました。そして、「皆様の復興に立ち向かっていくお姿に勇気をいただきました。まだまだ力及ばず、未熟者ではございますが、精進に精進を重ねて舞台を相勤めたいと存じます」との言葉どおり、お客様と一体となった熱い公演の一日となりました。

中村梅玉

 左から橋本勝也市長、中村梅玉

 翌13日(土)の公演は、同じ福島県の須賀川市文化センター。震災と原発事故の影響が色濃く残り、復興の道を歩む須賀川市にも、「郷土芸能復興支援金」が贈られました。

 公演に先立っての贈呈式では橋本克也須賀川市長からお礼のご挨拶があり、南相馬市と同じく、舞台は大きな盛り上がりを見せました。


松竹大歌舞伎

2013年07月18日

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