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猿之助、中車が南座「まねき上げ」でご挨拶

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 11月25日(月)、京都四條南座で「吉例顔見世興行」恒例の「まねき上げ」が行われ、当地で襲名披露を行う市川猿之助、市川中車がご挨拶を行いました。

 先日、俳優の名前を独特な勘亭流の文字で描いた、「まねき書き」の様子が披露されましたが、そのまねきが冬の京の南座に上がる伝統行事、「まねき上げ」。深夜に始まった作業も大詰めとなり、小雨もぱらつきましたが、南座前に詰めかけた大勢の見物客が見守る中、最後の一枚となる「坂田藤十郎」のまねきが上がると、自然と大きな拍手が起こりました。

 南座の顔見世初登場となる「市川猿翁」のまねきも含め、今年のまねきは61枚、顔見世初の3人同時襲名披露が話題を呼んでいます。その上がったばかりのまねきに向かって、公演の成功と無事を祈願し、お集まりの皆様と一緒に塩をまく、「塩まきの儀」も行われました。そして、劇場入り口に置かれた「口上まねき」の前に登場したのが、襲名披露を行う新猿之助と新中車。

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 「南座に猿之助のまねきが上がるのは18年ぶり(平成7年に猿翁が三代目猿之助として出演)。私自身、9年ぶりの顔見世ですので、張り切ってまいりたいと思います」と、猿之助がご挨拶したのに続き、「中車の名前がまねき上げされるのは、大伯父(八代目)が名のっていた昭和40年以来のことです。まさに僕が生まれたときのでき事で、48年ぶりの今日を迎え、何かご縁を感じます」と、中車が初登場の南座顔見世のお客様にご挨拶。「澤瀉屋!」のかけ声もかかり、ひときわ大きく盛り上がりました。

 最後に、猿之助の音頭による威勢のいい手締めを行って今年の「まねき上げ」も無事終了、いよいよ初日の幕が上がるのを待つばかりとなりました。

 京都四條南座 「當る午歳 吉例顔見世興行」は、11月30日(土)より12月26日(木)まで。チケットは、前半分(11月30日~12月13日公演分)は好評販売中、後半分(12月14日~26日公演分)は11月29日(金)より、 チケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売開始です。

※澤瀉屋の「瀉」のつくりは正しくは"わかんむり"です。

2013年11月25日

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