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坂東玉三郎『日本橋』制作レポート

坂東玉三郎「日本橋」

▲ 監督と相談しながら作業を進める玉三郎

 3月21日(金・祝)より全国公開のグランドシネマ、 坂東玉三郎『日本橋』の制作レポートが届きました。 

 2月初旬、神奈川県鎌倉市にある松竹サウンドスタジオにて、玉三郎の立合いのもと、グランドシネマ『日本橋』のダビング作業(音の編集作業)が行われました。

 本作は玉三郎が自ら映像編集を行い、映像作品としての完成に積極的な姿勢をみせてきました。当然、音についても同様で、それぞれのシーンに沿って細かな指示を出しながら作業は進められました。

 下駄やぽっくりを履いて歩く音、着物の衣擦れの音、雪を踏みしめる足音など、舞台公演では表現の難しい音が、映画のアフレコと同じ手法で全編に渡り作成されています。また、登場人物の心の動きやシーンの重要性に合わせて、せりふの抑揚まで調整し、特に物語が大きく動き出す後半では、10分のシーンに丸一日、惜しみなく時間をかけて作業が行われました。まさに本作は、玉三郎が考える"究極の『日本橋』の世界"と言っても過言ではないでしょう。

 撮影は観客のいない劇場で行われ、だからこそ自在なカメラ配置が可能となり、その結果、撮影された映像には、劇場の座席からはなかなか見られないような視点がふんだんに盛り込まれています。そして、その映像のために制作された音響。新しい映像と音響は、舞台とはまた異なる魅力の『日本橋』の世界をつくり上げています。劇場でご覧になった人も、そうでない人も、ぜひ映画館で作品を楽しんでください。

グランドシネマ坂東玉三郎『日本橋』

 坂東玉三郎『日本橋』は3月20日(木)よりTOHOシネマズ日本橋にて先行公開、3月21日(金・祝)より全国公開となります。


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2014年03月06日

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