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『空ヲ刻ム者』初日を前に猿之助、佐々木蔵之介が語る

スーパー歌舞伎II(セカンド)『空ヲ刻ム者―若き仏師の物語―』

左より、市川猿之助、佐々木蔵之介



 3月5日(水)から新橋演舞場 「スーパー歌舞伎II(セカンド)『空ヲ刻ム者―若き仏師の物語―』」公演が始まるのを前に、公開舞台稽古が行われ、市川猿之助と佐々木蔵之介が初日に向けての意気込みを語りました。

スーパー歌舞伎II(セカンド)『空ヲ刻ム者―若き仏師の物語―』

 "お客様に楽しんでいただく"演出で幕を開ける『空ヲ刻ム者』。浅野和之が演じる祈祷師で産婆の鳴子が語り部として、随所に笑いを入れながら物語を進めていきます。仏師の十和(猿之助)の父との対立、母との別れ、そして村を去っていく幼馴染みの一馬(佐々木)。十和もやがて村を出ることになります。

 迫力あふれる演出、スペクタクルはこれぞスーパー歌舞伎。シンプルな舞台装置ながら、せりを使ってスムーズに場面が展開し、スピード感も失われません。

 「スッポン、廻り舞台、せり、雪、振り落とし...、ありとあらゆるものを使いました。これだけ経験しておけば、あとは何が来ても乗り越えられる。こんなに大変な芝居はないと思うので」と話した猿之助は、「僕と前川さん、皆で好き放題つくった舞台」と、満足気に語りました。「僕らの感覚でつくり、ギャグを入れたり、蔵之介さんたちに出ていただいたり、今までのスーパー歌舞伎になかった現代のテイストが出ていると思います」。

 「なかなか気持ちのいいものだなあ」のせりふどおり、と答えたのは、初めての宙乗りの感想を聞かれた佐々木。「隣に猿之助さんがいてくださる安心感が、ものすごくある」とも言い、「すべて初めての経験、歌舞伎はやめられません!」と、笑顔を見せました。心配していた化粧は、「45分くらいかかりました。25分に収めたい。そうしないと休めないので」と話し、4時間超の舞台を昼夜公演、2カ月の長丁場を乗り切るためのコツもつかんだようでした。

 「歌舞伎が嫌いにならないよう、いかに機嫌よくやってもらうか」気配りしていると言う猿之助に対し、「この大変なスーパー歌舞伎II(セカンド)の劇場入りが、これまでのどの現代劇よりも心穏やかなのは皆様のおかげ」と佐々木も答え、早くも「次回作には...」と口にする猿之助を「まだ初日前なのに」と佐々木がたしなめるひとコマもあって、チームワークのよさがこの"大変なスーパー歌舞伎II"の舞台を支えていることをうかがわせました。

 時代劇の5倍の重さに感じると言う衣裳を身に着けた佐々木を見て、「だいぶ似合ってきました。回数を重ねることが大切なので、初日、中日、千穐楽とお越しくだされば、三様の蔵之介さんが観られます」と公演をアピールした猿之助。「すべては尽くしました。あとは初日にお客様を待つばかりです」。

 新橋演舞場 「スーパー歌舞伎II(セカンド)『空ヲ刻ム者―若き仏師の物語―』」は29日まで、引き続き、4月5日(土)~20日(日)は 大阪松竹座での公演。いずれもチケットは、 チケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。

2014年03月04日

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