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愛之助も指導、こども歌舞伎スクール「寺子屋」夏期ワークショップ開催

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愛之助に『毛谷村』弥三松の見得を習う参加者たち

 


 8月12日(火)、歌舞伎座稽古場で、こども歌舞伎スクール「寺子屋」夏の体験ワークショップが行われ、ゲスト講師として片岡愛之助も指導に当たりました。

 夏休みを利用してこども歌舞伎スクール「寺子屋」体験をと、今回、初めて開かれたワークショップ。40組の親子が参加して、およそ90分があっという間の充実した内容となりました。

 第一部は体験授業。「寺子屋」指導講師による稽古に参加しました。正座やお辞儀、立ち座りといった基本の所作を教わり、腹式呼吸、滑舌稽古ののち、歌舞伎子役の実技として『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」の菅秀才や小太郎のせりふを皆で言うなど、稽古場の外まで声が響くような元気な稽古が行われました。

愛之助も指導、こども歌舞伎スクール「寺子屋」夏期ワークショップ開催

 そして休憩をはさんで第二部には、ゲストとして愛之助が登場。まずは「寺子屋」の在校生10名が「外郎売」を割りぜりふで披露、大きな拍手が起こると愛之助も、「よく覚えたね。こういう子たちがたくさん出てきてくれてうれしいです」と感心しきりでした。

 次に、愛之助が11月の全国公演で上演する『毛谷村』の子役、弥三松の動きを、愛之助の見本を見ながら皆でやってみました。ツケに合わせて足を踏み出し、首を回してキッときめます。「しっかりしていてびっくりしました。鮮やか! 皆さん、センスがいい、勘がいいんですね」と愛之助が褒めると、子どもさんだけでなく、後方で様子を見学していた親御さんもにっこり、ここでも温かい拍手で子どもたちの頑張りを称えました。

 第二部は歌舞伎レクリエーションということで、参加者からの質問に愛之助が答える時間も設けられました。「どうやって踊りの振りや所作を覚えるのですか」という質問には「繰り返しお稽古することしかありません。人それぞれですが、僕はまず三味線の音を覚え、それから歌詞を覚えます。だいたい歌詞に近い振りがついているので覚えやすいですよ」とのアドバイスがありました。

 最後に、愛之助から参加者に向け、「歌舞伎が好き、芝居が好き、その気持ちで突き進んでください。それが上手になる近道です。お芝居を観て楽しみながら、ずっと好きでいてください。歌舞伎の子役は女の子でも大丈夫です。僕も頑張りますから、一緒に歌舞伎を支えていきましょう」と応援メッセージが送られ、初めてのワークショップも無事終了。この冬からは第二期生の募集が始まります(詳細は、11月頃、こども歌舞伎スクール「寺子屋」公式サイトにて発表予定)。

愛之助も指導、こども歌舞伎スクール「寺子屋」夏期ワークショップ開催

 「寺子屋」在校生が「外郎売」を割りぜりふで発表、愛之助とともに参加者も姿勢を正して聞き入っていました

2014年08月12日

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