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歌昇、種之助「子供歌舞伎教室」で『連獅子』披露

 11月23日(日・祝)、歌舞伎座で第244回「子供歌舞伎教室」(主催:公益財団法人都民劇場、共催:東京都、協賛:松竹株式会社・公益社団法人日本俳優協会、製作:歌舞伎座)が開催され、中村歌昇、中村種之助が『連獅子』を踊りました。

 歌舞伎座が新しくなって2度目の「子供歌舞伎教室」、今回も、昨年同様、小学生から高校生までの児童生徒とその保護者ほか、都民劇場への応募による大勢のお客様が招待されました。幕が上がって最初のご挨拶では、「皆さんが“歌舞伎”と聞いてイメージするものが詰まった舞踊です」と簡単な上演演目の紹介も行われ、いよいよ『連獅子』が始まりました。

 歌昇の狂言師右近、種之助の狂言師左近が、歌舞伎座の大きな松羽目の舞台に登場。襲名披露公演中、昨年9月の全国公演で父の又五郎と踊った折に左近後に仔獅子の精を勤めた歌昇が、今回は右近後に親獅子の精を勤めます。その公演では宗論で浄土の僧遍念を勤めていた種之助が、初めて獅子の精に挑戦します。二人にとってたいへん貴重な舞台となりました。

 厳かな幕開きから前シテを大切に踊る二人に視線が集まり、宗論ではユーモラスな振りに笑いも起こって初めて歌舞伎をご覧になったお子さんたちが、舞台に引き付けられている様子がうかがえました。後ジテでは舞台をいっぱいに使っての勇壮な獅子の熱演に、毛振りの勢いが増すほどに大きな拍手が起こり、最後は「播磨屋!」の声もかかって響き渡るほどの大きな拍手が舞台の二人に送られました。

 来年の 「新春浅草歌舞伎」での活躍も期待される二人にとって、これからの舞台が楽しみになる『連獅子』でした。

2014年11月23日

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