歌舞伎座「七月大歌舞伎」初日開幕

kabukiza_0703a.jpg

 7月3日(金)、歌舞伎座「七月大歌舞伎」が初日の幕を開けました。

 今月の歌舞伎座は、昼の部で、八犬士たちの活躍する物語でお馴染みの『南総里見八犬伝』、お富与三郎の二人の恋の顛末を描いた『与話情浮名横櫛』、早替りで六役を踊り分ける『蜘蛛絲梓弦』、夜の部で、武士の世の無常さを感じさせる重厚な時代物『熊谷陣屋』、人間の本質に迫る三遊亭円朝作の『怪談牡丹燈籠』と、彩り豊かでみどころあふれる演目が上演されています。

kabukiza_0703b.jpg
 

 初日は、あいにくの天候の中、たくさんのお客様が幕見席を求めて並ばれました。幕見席は当日の販売のみで、歌舞伎座の4階客席にて、決められた幕ごとに演目をご観劇いただけます。好きな幕だけをご覧いただける気軽さや、お求めやすい入場料など、初心者のお客様から長年の歌舞伎ファンまで、幅広い人気を誇るこの席。幕ごとに発売開始時間が設定されており、公演ごとに異なりますので、こちらでご確認のうえ、ご来場くださいませ。

kabukiza_0703d.jpg

 「木挽町広場夏祭り」を開催中の、地下2階木挽町広場では、お土産物店で賑わう広場の一角に、こんなお楽しみコーナーも登場しています。ご観劇の前後には、木挽町広場へもお立ち寄りください。

 

 昼夜ともにみどころあふれる今月の公演。初夏を彩る芝居の数々をご堪能いただける7月の歌舞伎座へ、ぜひご来場ください。

歌舞伎座「七月大歌舞伎」は27日(月)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹にて販売中です。

2015/07/03