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『阿弖流為<アテルイ>』大阪松竹座で開幕

 10月3日(土)、大阪松竹座で、歌舞伎NEXT『阿弖流為<アテルイ>』が初日を迎えました。前日の舞台稽古では、出演の市川染五郎が開幕に向けての意気込みを語りました。

 待ちに待った大阪公演、初日の大阪松竹座には期待に胸をふくらませたお客様の熱気が満ちあふれていました。幕が上がって瞬く間に激しい立廻りのシーンが始まり、お客様は一気に『阿弖流為』の世界に引き込まれていきます。劇場は変わりましたが、東京公演と同じ演出で、舞台の迫力は大阪松竹座の隅々にまで臨場感たっぷりに伝わっていきます。

 最後の最後まで息つく間もなく物語が展開し、ラストシーンはまさに舞台と客席が一体となって興奮と感動のうちに初日の幕を降ろしました。


 前日には舞台稽古を終えたばかりの染五郎が、初日を前にあらためて意気込みを語りました。初めに、『阿弖流為』を歌舞伎NEXTと打ち出したことについて、「いろいろな歌舞伎の新作が出ているなか、今の演劇と融合するとどういう歌舞伎が誕生するのか。それが今回は、劇団☆新感線のいのうえひでのりさんが演出されることで、歌舞伎NEXT『阿弖流為<アテルイ>』として誕生しました」と答えた染五郎。

 「合戦物ですので、とても立廻りの多い、激しい舞台ではありますが、男同士の絆や通じるものであったり、登場人物すべての生きざまといったものがとても深く描かれています。その意味では皆様に問いかけるようなお芝居でもあり、それぞれがどうやって生き抜いているか、生きざまを見ていただくお芝居でもあります」。阿弖流為、田村麻呂、立烏帽子と鈴鹿はもちろんのこと、そのほかの登場人物の活躍からも目が離せません。

 「また、激しい立廻り、アクションのパワーを感じていただくお芝居でもあります。さらに、音楽や照明も新しくつくられたもので、その音楽、照明の中で繰り広げられる合戦の人間ドラマ、これをぜひご覧いただきたいと思います」。作品にかける熱い思いを少しでも多くお客様にお届けしたいと、染五郎はみどころについても語りました。あとはぜひ、劇場で作品の息吹を存分に体感してください。

 歌舞伎NEXT『阿弖流為』は、10月17日(土)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹にて販売中です。 

2015年10月03日

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