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「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」で幕を開けた大阪松竹座の新年

「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」で幕を開けた大阪松竹座の新年

 

 

 1月2日(火)、大阪松竹座「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」が初日の幕を開けました。

特大パネルで記念写真を

 華やかな着物姿のお客様も大勢詰めかけた、大阪松竹座の2018年初日。4年ぶりの正月公演登場となった玉三郎の意向もあって、紅白の繭玉に松飾りと、正月らしいしつらえでお客様に楽しんでいただこうという劇場のおもてなしで、開場と同時に館内はお客様の賑やかな声でいっぱいになりました。

 

「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」で幕を開けた大阪松竹座の新年

 右から、『元禄花見踊』『傾城』『秋の色種』『鷺娘』のパネル。ご来場の記念にぜひ、一枚といわず何枚でも撮影を

 劇場ロビーには、さまざまな趣向が凝らされました。特に、上演される4演目を大きなパネルにした2階ロビーでは、記念にと、パネルの玉三郎や壱太郎と一緒にシャッターを切るお客様の、うれしそうな笑顔が見られました。

 

玉三郎と壱太郎がそろった「口上」

 幕開きの「お年賀口上」には、玉三郎、壱太郎の二人が並びました。「いずれも様の麗しきご尊顔を拝し奉り、恐悦至極に存じます」との玉三郎の挨拶から始まった「口上」。二人そろっての新年の挨拶のあとは、金屏風に緋毛氈の格式のある舞台ながら、親しみのこもった話も多く飛び出し、「若手の方とお正月を迎え、大入りで初日が開けられる、本当に感無量でございます」と、玉三郎が喜びを表しました。

 

 壱太郎は玉三郎との共演と、一緒に「口上」を述べることを喜び、さらには「私は上方歌舞伎の出身、お正月をご当地、大阪松竹座で迎えられますこと、これまたうれしく喜びおる次第にございます」と続けました。そして、祖父、藤十郎からの言葉を胸にしっかりと刻み、「一日一日の舞台を一所懸命勤めてまいりますれば、ご支援ご後援のほどひとえにお願い申しあげる次第にございまする」と結びました。

 

 壱太郎は『鷺娘』で、玉三郎にたくさんの教えを仰ぎ、感謝するとともに、玉三郎が踊りはもちろんのこと、「舞台面、大道具、照明、衣裳、…たくさんの気を配っておつくりになられていることを目の当たりにいたしまして、そのお姿がたいへん勉強になりました」と明かしました。それを受けて玉三郎は、「演奏に支えられての舞踊公演。大勢の人たちに支えられておりますのが、この歌舞伎の華やかな舞台。御礼申し上げます」と、歌舞伎の舞台に対する真摯な姿勢をかいま見せ、年初にふさわしいきりりと引き締まった幕開きとなりました。

 

「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」で幕を開けた大阪松竹座の新年

 劇場中を元気に駆け回った獅子舞。愛嬌たっぷりに飛びはね、お客様の顔をほころばせていました!

開演前にはおめでたい獅子舞も

 「口上」に続いては、華やかな『元禄花見踊』、優雅な『秋の色種(あきのいろくさ)』、壱太郎が玉三郎の指導のもと本興行では初披露となる『鷺娘』、最後は玉三郎の『傾城』と、女方舞踊のさまざまな魅力が存分に味わえる公演となりました。

 

 また、開演までの時間には、ロビーや客席通路にまでやってきた獅子舞が人気者になりました。愛想のよい獅子舞で、お客様のカメラに向かってのポーズも決まっています。最後は花道から舞台に上がり、ご祝儀まで頂戴するほどの人気でした。

 大阪松竹座「坂東玉三郎 初春特別舞踊公演」は1月26日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹で販売中です。

2018年01月03日

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