3月3日（木）から始まる歌舞伎座「三月大歌舞伎」第一部『新・三国志』の特別ポスターが公開されました。

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　平成11（1999）年に三代目市川猿之助（現 猿翁）により創出された、スーパー歌舞伎『新・三国志』。「三月大歌舞伎」第一部では、義に生きた英雄・関羽に焦点を当てた「関羽篇」として、新たな演出・構想のもと、歌舞伎座に初登場します。魂が共鳴し合い、互いを信じる英雄たちの、“夢見る力”が、歌舞伎座でよみがえります。

　今回の特別ポスターは、スーパー歌舞伎Ⅱ（セカンド）のビジュアルを手がけてきた渞忠之による撮影と、まるで一幅の絵のように見る者の心を惹きつけてきた東學がアートディレクションを担当します。墨絵師でもある東が書き下ろしたタイトル文字に、「桃園の誓い」で義兄弟の契りを交わす関羽たちを包み込むように、桃が額縁としてあしらわれ、花びらが舞い上がっています。初演以来のテーマ“夢見る力”を胸に、力強く明日を見つめる関羽（市川猿之助）、張飛（市川中車）、劉備（市川笑也）、諸葛孔明（市川弘太郎改め市川青虎）の四人の姿が写し出され、蜀の国の英雄たちの結束力を感じさせる、特別な1枚となりました。

　脚本・演出の横内謙介の立ち会いのもと行われたスチール撮影では、初演以来の毛利臣男による衣裳を身にまとった四人が一堂に会し、活気に満ちた雰囲気のなか進行。猿之助は、「信頼する方々に参加いただいた今日の撮影は、1枚目から目指すものを遥かに超える写真でした」と撮影を振り返り、中車は、「まるで家族写真のような撮影では、関羽や劉備たちの関係も、こういうニュアンスがあったんだろうなと思いました」と、一門への信頼をのぞかせました。加藤和彦の音楽もよみがえり、撮影の様子をおさめたメイキング映像も公開中ですので、どうぞ合わせてご覧ください。

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　こちらの特別ポスターは、歌舞伎座で掲示されるほか、歌舞伎座地下2階の木挽町広場や、1階お土産処「木挽町」、歌舞伎座公式インターネットショップ「かお店」などでも順次販売予定ですので、ぜひご注目ください。歌舞伎座「三月大歌舞伎」は3月3日（木）から28日（月）までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。