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雀右衛門が「スターの手型」顕彰

 2024年3月16日(土)、浅草公会堂で「スターの手型」顕彰式が行われ、劇場前のオレンジ通りに令和5年度の「スターの手型」として、中村雀右衛門の手型が設置されました。

 「大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績をたたえ、その業績を後世に伝えるため」、台東区が昭和54(1979)年より始めた「スターの手型」設置事業。このたび、令和5年度の顕彰者の一人として雀右衛門が選出され、サイン入り手型プレートが浅草公会堂前のオレンジ通りに飾られました。

 

 歌舞伎座「三月大歌舞伎」出演のため、「スターの手型」顕彰式へビデオでメッセージを寄せた雀右衛門。「スターの手型のなかに、私の手型も設置されるということで、大変光栄に思います。ありがとうございます」と挨拶し、「8年前に五代目雀右衛門を襲名させていただきました際に、こちら浅草にてお練りをさせていただきました。大勢の皆様に祝っていただきましたことは、今でもよく覚えております」と、浅草の思い出を振り返ります。さらに、「今後も芸道に精進いたしますれば、なにとぞ歌舞伎をこの後もご贔屓くださいますよう、よろしくお願い申し上げます」と、決意とともに述べました。

2024/03/18