2024年4月13日（土）から5月6日（月・休）まで開催される、南座「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」プレオープン記念トークショーに、尾上松也と尾上右近が登場しました。

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　南座「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」では、昨年7月に新橋演舞場で上演され話題を呼んだ、新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐（つきのつるぎえにしのきりのは）』で実際に俳優が着用した衣裳や鬘、小道具の数々を展示しています。また、花道や舞台上を実際に歩いて鑑賞できるため、俳優の目線を味わっていただける、ファンにはたまらないイベントとなっており、連日多くのお客様で劇場は賑わいを見せています。

　開催前日のプレオープン記念トークショーには、三日月宗近役の松也、小狐丸役の右近、脚本を担当した松岡亮、そして松也とともに演出を担当した尾上菊之丞が登壇しました。松也は、「一つひとつの衣裳や小道具を見るたびに当時考えていたことが思い出され、皆さんが展示を見ながら思いを馳せてくださると思うととても感慨深い」と、語ります。

　一番苦労したのは髭切と膝丸の衣裳だといい、「原作で二人は洋装でしたので、そこをどうするか一番試行錯誤しました。丈の違いを出すために羽織の長さを変えたり、肩掛けスタイルにしたり、ほかの刀剣男士たちも、あえてシンプルな装飾にするなど、こだわりが詰まっています」と、話します。「シネマ歌舞伎で公開中の新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』は、こちらの衣裳展で雰囲気を感じていただければ、さらにお楽しみいただけると思います。また刀剣乱舞歌舞伎が再演できるよう、応援いただければありがたいです」と、気持ちを込めました。

　右近は、「『刀剣乱舞』の雰囲気に包まれている南座を見て、いつか南座でやらなければなという気持ちになりました。実はまだ役をいただいていないときに伏見稲荷大社にうかがい、ここは小狐丸が生まれた場所だよ、役が小狐丸だったらすごいよね、という話をしていたら、本当に小狐丸のお役をいただけましたので、京都にやはりご縁があるのではないかと思っております。ぜひこのイベントも盛り上げていただければありがたいです」と、笑顔で呼びかけました。たっぷりとしたトークの後は、来場した観客を対象としたプレゼント企画の抽選やフォトセッションも行われ、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。

　衣裳や小道具の展示をはじめ、音声企画やオリジナルグッズの販売を行っている本イベントを、南座でどうぞお楽しみください。詳細は、公式サイトをご覧ください。

「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」公式サイト

「新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』京都南座 衣裳展」公式X