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錦秋名古屋 顔見世

錦秋名古屋 顔見世

当公演は終了いたしました。

2017年10月1日(日)~25日(水)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~
【貸切】17日(火)昼の部、24日(火)夜の部

当公演は終了いたしました。

劇場:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール(中ホール)

料金(税込)

  • 一等席17,000円
  • 二等席10,000円
  • 三等席6,000円
  • 特別席19,000円

上演時間

  • 恋女房染分手綱
    重の井

  • 幕間 30分
  • 番町皿屋敷

  • 幕間 25分
  • 蜘蛛絲梓弦

  • 春重四海波

  • 幕間 25分
  • 恋飛脚大和往来
    新口村

  • 幕間 30分
  • 連獅子

※9月30日時点での予定。
※上演時間は変更になる可能性があります。

演目と配役

昼の部

一、恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)

重の井

乳人重の井
腰元若菜
本田弥三左衛門

吉之丞

岡本綺堂 作

二、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)
青山播磨
お菊
後室真弓
腰元お仙
奴権次
用人柴田十太夫
放駒四郎兵衛

壱太郎
歌女之丞

吉之丞
橘三郎
愛之助
三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)

片岡愛之助五変化相勤め申し候

小姓寛丸
太鼓持愛平
座頭松市
傾城薄雲太夫
蜘蛛の精

碓井貞光
坂田金時
源頼光
愛之助




夜の部

一堺漁人 作「四海波」より


水口一夫 脚色・演出

一、春重四海波(はるをかさねてしかいなみ)
高砂頼母
伯母磯路/磯路娘八重
若党与八
沖津俊斎
沖津浪路
愛之助
歌女之丞

寿治郎
壱太郎
二、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)

新口村

忠兵衛/孫右衛門
忠三郎女房
万歳
才造
傾城梅川

橘三郎
吉之丞


河竹黙阿弥 作

三、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精
狂言師左近後に仔獅子の精
僧蓮念
僧遍念
愛之助
壱太郎


みどころ

昼の部

一、恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)

 京都の由留木家の息女調姫の嫁入りの日。幼少の調姫は、関東へ旅立つのが嫌だと言い出します。そこで三吉という幼い馬子が呼ばれ、調姫と道中双六をして、姫は機嫌を直します。姫の乳人の重の井は、三吉に褒美を与えますが、実は三吉は重の井の子どもでした。訳あって離れ離れになっていた母と子。しかし、重の井は立場上、母と名のることができません。三吉は「かか様」と言って重の井に抱きつきますが…。
 近松門左衛門が『丹波与作待夜の小室節(たんばよさくまつよのこむろぶし)』を改作した本作ですが、特に十段目にあたる「重の井」は歌舞伎としてたびたび上演され、御園座の顔見世では初めての上演となります。別れ別れとなった母子の悲劇を描いた義太夫狂言をご覧いただきます。

二、番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)

 旗本の青山播磨は、犬猿の仲の幡随院長兵衛の子分たちと出くわし、喧嘩を始めたところ、伯母の真弓が現れ諌(いさ)めます。相変わらず喧嘩三昧の播磨に、真弓は以前に話した縁談を勧めますが、かねてから腰元のお菊と恋仲なので、その気はまったくありません。一方、お菊は縁談の噂に気をもみ、播磨の本心が気になり落ち着かない様子。そこで播磨の自分への思いを確かめるために、お菊は青山家の家宝の皿をわざと割ってしまいます。その後、お菊が故意に皿を割ったことを知った播磨は…。
 御園座の顔見世では20年ぶりの上演となる岡本綺堂の代表作の一つです。旗本と腰元の身分を越えた純愛ゆえの悲劇を近代的に描いた新歌舞伎の名作をお楽しみいただきます。

三、蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)

 物の怪に憑りつかれた源頼光は病にかかり、館で休んでいます。家臣の坂田金時と碓井貞光が宿直(とのい)して、館の警護をしていると、どこからともなく現れたのは小姓の寛丸。その様子に疑いをいだいた二人が切り払うと、寛丸は忽然と姿を消します。さらに太鼓持、座頭が現れて頼光の寝所を目指しますが、二人に遮られます。そこに、頼光の馴染みの傾城・薄雲太夫が訪ね来て、久しぶりに逢瀬を楽しみますが、この傾城の正体こそ日本を魔界に変えようと企む葛城山に棲む蜘蛛の精だったのです。
 源頼光主従の土蜘蛛退治の説話を題材に、5役の早替りの趣向をとり入れた、変化に富む舞踊劇をお楽しみください。

夜の部

一、春重四海波(はるをかさねてしかいなみ)

 武術指南役の沖津俊斎は一刀流の名手。俊斎の一人娘、浪路も父に勝るとも劣らぬ免許皆伝の腕前で、そのうえ器量と気立てのよさも兼ね備えています。ただ、年頃になった浪路の婿にふさわしい者が藩内に見当たらず、このたび他藩から婿養子を迎えることになりました。相手は名家の出で、卜伝流の使い手でもある高砂頼母という若き侍。人柄も容姿も申し分なく、浪路と頼母はすぐに相思相愛、恋に落ちますが、俊斎は、二人の祝言にある条件を出します。その条件のために、二人の恋路はまさかの展開に…。
 筆名を一堺漁人と名のった曾我廼家五郎原作の傑作喜劇を、義太夫を織り交ぜ歌舞伎にしました。笑いあり涙ありの一途な恋の物語の行方をお楽しみください。

二、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)

 大坂 新町の遊女梅川と馴染みになった飛脚屋の息子忠兵衛は、恋敵と意地の張り合いから、公金の封を切って店の金に手を付けてしまいます。その金で身請けした遊女梅川と共に追われる身となった忠兵衛は、雪がしんしんと降る中、最期に実父の孫右衛門の顔見たさに、大和国新口村にたどりつきます。梅川のとり持ちで孫右衛門と忠兵衛は再会を果たします。しかし、そのときに追手の太鼓の音が聞こえ、別れを惜しむ間もなく、孫右衛門は二人を裏道から逃がしてやるのでした。
 実際の事件をもとに近松門左衛門が書き下ろした作品を歌舞伎化したもので、御園座の公演では33年ぶりの上演となる上方和事の名作をご堪能ください。

三、連獅子(れんじし)

 文殊菩薩が住むといわれる霊地清涼山。その麓の石橋に、狂言師の右近と左近が手獅子を携えて現れます。二人は石橋の謂(いわ)れや、子を千尋の谷へ蹴落とし、谷底より駆け上ってくる子だけを育てるという故事に因んだ踊りを見せます。やがて法華僧と浄土僧がやって来て、お互いの宗派の違いから口論となりますが、一陣の風に怯え退散します。そこへ親獅子と仔獅子の精が現れ、勇壮に毛を振りながら、華麗な獅子の狂いを見せて舞い納めるのでした。
 能の「石橋」をもとに、前半で親子の情愛を、後半では勇猛な獅子の毛振りを見せる、人気の高い長唄舞踊をお楽しみください。

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