歌舞伎座さよなら公演
御名残四月大歌舞伎
上演時間(幕見料金)
第一部
| | 幕見料金 | 幕見席発売開始時間 |
御名残木挽闇爭
上演時間 11:00-11:20 | 1,300円 | 10:30- |
| 幕間 15分 |
一谷嫩軍記 熊谷陣屋
上演時間 11:35-1:01 |
| 幕間 30分 |
連獅子
上演時間 1:31-2:25 |
1,200円 |
1:10- |
第二部
| | 幕見料金 | 幕見席発売開始時間 |
菅原伝授手習鑑 寺子屋
上演時間 3:00-4:19 |
1,400円 |
2:35- |
| 幕間 15分 |
三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場
上演時間 4:34-5:02 | 1,100円 | 4:05- |
| 幕間 15分 |
藤娘
上演時間 5:17-5:38 |
第三部
| 幕見料金 | 幕見席発売開始時間 |
実録先代萩
上演時間 6:20-7:20 |
1,000円 |
5:50- |
| 幕間 25分 |
歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜
上演時間 7:45-9:45 |
1,500円 |
7:30- |
演目と配役
第一部
一、御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)
悪七兵衛景清 三津五郎
典侍の局 芝 雀
工藤祐経 染五郎
曽我十郎 菊之助
曽我五郎 海老蔵
鬼王新左衛門 獅 童
小林朝比奈 勘太郎
片貝姫 七之助
半沢民部 團 蔵
秩父庄司重忠 松 緑
大磯の虎 孝太郎
小林舞鶴 時 蔵
一谷嫩軍記
二、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実 吉右衛門
白毫弥陀六 富十郎
藤の方 魁 春
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 錦之助
伊勢三郎 松 江
駿河次郎 桂 三
梶原平次景高 由次郎
堤軍次 歌 昇
源義経 梅 玉
相模 藤十郎
三、連獅子(れんじし)
狂言師後に親獅子の精 勘三郎
狂言師後に仔獅子の精 勘太郎
狂言師後に仔獅子の精 七之助
僧蓮念 橋之助
僧遍念 扇 雀
第二部
菅原伝授手習鑑
一、寺子屋(てらこや)
松王丸 幸四郎
千代 玉三郎
戸浪 勘三郎
涎くり与太郎 高麗蔵
菅秀才 金太郎
百姓吾作 錦 吾
園生の前 時 蔵
春藤玄蕃 彦三郎
武部源蔵 仁左衛門
二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場
お嬢吉三 菊五郎
和尚吉三 團十郎
夜鷹おとせ 梅 枝
お坊吉三 吉右衛門
三、藤娘(ふじむすめ)
藤の精 藤十郎
第三部
一、実録先代萩(じつろくせんだいはぎ)
乳人浅岡 芝 翫
松前鉄之助 橋之助
局錦木 萬次郎
局松島 孝太郎
腰元梅香 児太郎
亀千代 千之助
千代松 宜 生
局呉竹 扇 雀
局沢田 芝 雀
片倉小十郎 幸四郎
歌舞伎十八番の内
二、助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
花川戸助六 團十郎
三浦屋揚巻 玉三郎
通人里暁 勘三郎
福山かつぎ寿吉 三津五郎
三浦屋白玉 福 助
男伊達 山谷弥吉 権十郎
同 田甫富松 松 江
同 竹門虎蔵 男女蔵
同 砂利場石造 亀三郎
同 石浜浪七 亀 寿
傾城八重衣 松 也
同 浮橋 梅 枝
同 胡蝶 巳之助
同 愛染 新 悟
金棒引 種太郎
同 萬太郎
同 廣太郎
同 廣 松
禿たより 玉太郎
白玉付番新梅ヶ香 歌 江
奴奈良平 亀 蔵
国侍利金太 市 蔵
遣手お辰 右之助
番頭新造白菊 家 橘
朝顔仙平 歌 六
曽我満江 東 蔵
三浦屋女房お松 秀太郎
髭の意休 左團次
くわんぺら門兵衛 仁左衛門
白酒売新兵衛 菊五郎
口上 海老蔵
みどころ
第一部
一、御名残木挽闇爭(おなごりこびきのだんまり)
霊鳥鳳凰が晴海ヶ浜に舞い降りる霊夢を見たという頼朝公の命により、木挽町に八幡社が勧請され、新たに舞台造営の柱立てが行われるという晩のこと。奉行を命じられた工藤祐経に、工藤を仇と狙う曽我十郎と五郎兄弟が、小林朝比奈、片貝姫、鬼王新左衛門、秩父庄司重忠、大磯の虎、小林舞鶴らとともに対面を果たします。更に、悪七兵衛景清、典侍の局が現れ、一同は源氏の白旗、重宝友切丸、絵面図を互いに探り合います。
〝木挽〟とあるように歌舞伎座の御名残公演にちなんだ一幕をご覧いただきます。
一谷嫩軍記
二、熊谷陣屋(くまがいじんや)
熊谷直実が自らの陣屋へ戻ってくると、堤軍次と国元にいる筈の妻の相模が出迎えるので、熊谷は妻を叱り、一子小次郎の働きや平敦盛を討ちとったことを告げると、敦盛の母、藤の方が熊谷に斬りかかります。これを止めた熊谷は、敦盛の最期の様子を物語ります。
そこへ源義経が亀井六郎、片岡八郎、伊勢三郎、駿河次郎を引き連れて敦盛の首実検にやって来ます。熊谷が敦盛の首を差し出すと、驚く藤の方と相模。義経は敦盛の首と言いますが、実は小次郎の首。義経は「一枝を伐らば一指を剪るべし」という制札に託して後白河法皇の落胤である敦盛を救うよう熊谷に命じていたのでした。ここへ梶原平次景高が現れ義経が敦盛を救った事を頼朝へ言上すると駆け出しますが、石屋の弥陀六が石鑿を投げ、梶原は絶命します。弥陀六が平宗清であると見抜いた義経は、救った敦盛を預けます。そして義経の前に進み出た熊谷が兜を脱ぐと...。
義太夫狂言の名作をお楽しみ頂きます。
三、連獅子(れんじし)
清涼山の麓にある石橋で、三人の狂言師が、石橋の謂れや、獅子が仔獅子を千尋の谷へ突き落す様子を踊って見せます。やがて時宗の僧遍念と法華の僧蓮念がやって来て宗論を始めますが、獅子の出現の気配を感じ、ふたりは山を下りていきます。程なく親獅子と仔獅子の精が現れ獅子の狂いを見せて、めでたく舞い納めるのでした。
お馴染みの人気舞踊を上演いたします。
第二部
菅原伝授手習鑑
一、寺子屋(てらこや)
寺子屋を開く武部源蔵は、匿っている菅丞相の嫡子菅秀才を救うため、寺子をその身替りにすることを思いつきますが、与太郎をはじめ、どの子も山家育ちばかり。そんな中、今日寺入りしてきた小太郎は品もあって身替りにふさわしく、源蔵は妻の戸浪に、その決意を明かします。まもなく松王丸と春藤玄蕃が現れ、源蔵は小太郎の首を差し出しますが、首実検役の松王丸はその首を菅秀才の首と認めます。
やがて小太郎の母の千代がわが子を迎えに来たので、源蔵が千代に斬りかかると、千代は小太郎が身替りの役に立ったかと尋ねます。源蔵が驚くところへ松王丸が再び現れ、実は小太郎は松王丸と千代の子で、松王丸は菅丞相の恩に報いるために、我が子を身替りとするべく源蔵のもとへ差し向けたことが明らかとなります。更に松王丸は、匿っていた丞相の御台、園生の前を招き入れ、一同は小太郎の冥福を祈るのでした。
重厚な義太夫狂言の名場面をお楽しみ頂きます。
二、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
節分の夜更け、大川端庚申塚でのこと。夜鷹のおとせに美しい娘姿の盗賊、お嬢吉三が近づき、おとせの懐から百両を奪い取ったうえ、大川へ突き落とします。一方、これを見ていたお坊吉三は、お嬢からその百両を巻き上げようとして、ふたりは争い始めます。しかしそこへ通りかかった和尚吉三が、ふたりを仲裁します。ふたりは百両を和尚に預けることとし、今日の出会いをきっかけに、三人の吉三は義兄弟の契りを交わすのでした。
七五調の名台詞もおなじみの黙阿弥の名作をお楽しみ下さい。
三、藤娘(ふじむすめ)
松の大木のもとに、塗笠をかぶり藤の枝を手にした愛らしい娘姿の藤の精が現れ、男心のつれなさを名所近江八景によそえて踊ります。そして娘の恋を艶やかに踊り、松を好きな男にみたてて差しつ差されつ盃を交わすうち、ほろ酔いの姿を見せます。続いて気分を変えるように賑やかな手踊りとなりますが、やがて日も暮れ、いつしかその姿を消すのでした。
華やかで可憐な舞踊をご堪能頂きます。
第三部
一、実録先代萩(じつろくせんだいはぎ)
奥州伊達家では、お家乗っ取りを企む江戸家老の原田甲斐一味が、幼い藩主の亀千代の命を狙っているため、伊達の一門、伊達安芸が一味の反逆をくいとめようと闘っています。安芸の娘である乳人浅岡も父と心を合わせ、忠臣松前鉄之助とともに亀千代を日夜守護しています。
ある日、御殿に籠りきりの亀千代を、局の沢田、錦木、呉竹、松島らが慰めるところ、家老片倉小十郎が、甲斐一味の連判状を持参して出府します。一味の悪事の証拠が手に入って喜ぶ浅岡に、小十郎は国元から連れてきた子をお目見得させたいと申し出ます。この子こそ、離れ離れに暮らしてきた浅岡の実子の千代松。わが子に会いたさにちぢに乱れる浅岡でしたが、主君への奉公が第一と、会わずに帰そうとします。ところが亀千代の命で召し出された千代松。浅岡はお家の危機を語り、お家安泰となった時には親子と名乗ろうと話すと、千代松もそれを受け入れるのでした。
〝子別れ〟の代表的な一幕をお楽しみください。
歌舞伎十八番の内
二、助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
新吉原の三浦屋の格子先に、花魁の揚巻や白玉が居並ぶ中、髭の意休が揚巻を口説きます。しかし助六という間夫がいる揚巻は、意休に悪態をついて見世の中へと去ってしまいます。ここへ助六がやって来て、意休に喧嘩をしかけます。やがて意休の子分くわんぺら門兵衛が、福山かつぎ寿吉に言い掛かりをつけるので、助六は門兵衛やその弟分の朝顔仙平を懲らしめて意休を挑発しますが、意休は我慢してその場を去ります。
そこへ白酒売の新兵衛が通りかかり、助六を呼び止めます。実は助六は曽我五郎の世を忍ぶ姿で、新兵衛は兄の十郎。弟の行状を心配する十郎に対して、五郎は紛失した源氏の重宝友切丸の行方を訊ねるために喧嘩を売っていることを明かすと、共に通人里暁などに喧嘩を売ります。ここへ兄弟の母の曽我満江が現れ、二人を諭します。満江と入れ替わるように再び現れた意休が、ついに抜いた刀はまさしく友切丸。五郎は揚巻の助けで意休の帰りを待ち伏せすることとするのでした。
歌舞伎十八番の、華やかな舞台をお楽しみください。