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七月大歌舞伎

大阪松竹座新築開場十周年記念

七月大歌舞伎

関西・歌舞伎を愛する会 第十六回

当公演は終了いたしました。

2007年7月2日(月)~26日(木)

昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時15分~

劇場:大阪松竹座

料金(税込)

  • 1等席15,750円
  • 2等席8,400円
  • 3等席4,200円

【貸切】20日(金)昼の部

上演時間

  • 歌舞伎十八番の内
    鳴神

  • 幕間 30分
  • 橋弁慶

  • 幕間 20分
  • 義経千本桜
    渡海屋 大物浦

  • 鳥辺山心中

  • 幕間 30分
  • 新古演劇十種の内
    身替座禅

  • 幕間 15分
  • 女殺油地獄

演目と配役

昼の部

一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
鳴神上人
所化白雲坊
同 黒雲坊
雲の絶間姫
海老蔵

男女蔵
孝太郎
二、橋弁慶(はしべんけい)
武蔵坊弁慶
従者
牛若丸
愛之助
宗之助
壱太郎
三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

渡海屋

大物浦

渡海屋銀平実は新中納言知盛
源義経
相模五郎
入江丹蔵
武蔵坊弁慶
女房お柳実は典侍の局
仁左衛門
海老蔵
愛之助
男女蔵

秀太郎

夜の部

一、鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)
菊地半九郎
若松屋遊女お染
若松屋遊女お花
坂田源三郎
お染父与兵衛
坂田市之助
愛之助
孝太郎
竹三郎


秀太郎
二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
山蔭右京
太郎冠者
侍女千枝
同 小枝
奥方玉の井
仁左衛門
愛之助
壱太郎
宗之助

三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
河内屋与兵衛
女房お吉
豊嶋屋七左衛門
与兵衛妹おかち
芸者小菊
小姓頭小栗八弥
山本森右衛門
与兵衛母おさわ
与兵衛兄太兵衛
河内屋徳兵衛
海老蔵
孝太郎
愛之助
壱太郎
宗之助


竹三郎


※市川海老蔵休演につき、配役変更にて上演いたします。
市川海老蔵 休演のお知らせ

みどころ

昼の部

一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)

朝廷に約束を反故にされ怨みを持つ鳴神上人は、京都北山の滝壺に三千世界の竜神を封じ込めてしまいます。そのために雨が降らず、日照りで人々が苦しむのを見かねた朝廷は、雲の絶間姫という美女を上人のもとへ送り込みます。姫の色香に気を許した上人は、酒を飲まされ、酔いつぶれます。その隙に姫は封印の注連縄を切り、封じ込められた竜神を解き放ち走り去ります。欺かれたと知った上人は、怒り狂い凄まじい形相で姫を追うのでした。

高僧が艶やかな絶間姫の色気によって破戒する様や、後半の荒事などみどころの多い一幕で、海老蔵が家の芸である鳴神上人に、孝太郎が雲の絶間姫を演じます。

二、橋弁慶(はしべんけい)

武蔵坊弁慶は、京の五條橋で腕の達者な少年が出没すると聞き、それを退治しようと待ち構えています。そこへ薄衣をかかげた女が現れ、弁慶の持つ薙刀を足蹴にします。その人物こそ話に聞く少年、牛若丸でした。

同名の能を素材にし、弁慶と牛若丸の出会いを描いた舞踊で、剛の弁慶と柔の義経を愛之助、壱太郎が勤めます。

三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 

渡海屋
大物浦

摂津国大物浦にある船問屋の渡海屋で、義経一行が日和待ちをしているところ、相模五郎と入江丹蔵が義経詮議の為に訪れます。主人の銀平はこれを追い払いますが、この主人こそ実は、壇ノ浦の合戦で死んだと思われていた平知盛でした。女房のお柳は典侍の局、娘お安は安徳帝で、義経一行を油断させ、討ち取ろうとしていたのでした。亡霊姿に身をやつし、船出した一行を襲った知盛ですが、すべてを義経に見抜かれていました。典侍の局らは自害し、知盛もまた安徳帝を義経に託し、自らの体に碇の綱を巻き付け、碇ごと海中に身を投げるのでした。

前回好評を得た知盛を仁左衛門が勤め、秀太郎の典侍の局、歌六の弁慶、海老蔵の義経と魅力の顔合わせによる見逃せない舞台です。

夜の部

一、鳥辺山心中(とりべやましんじゅう)

将軍徳川家光に従って上洛した旗本菊地半九郎は、祇園の若松屋抱えの遊女・お染と恋仲になります。やがて江戸へ帰ることが決まり、お染を身請けしようと考えていた半九郎ですが、些細なことから朋輩の市之助の弟・源三郎と争いになり、激しい斬り合いの末殺してしまいます。進退窮まった半九郎はお染と共に死を決意し、春の晴れ着を死装束に鳥辺山へと向かうのでした。

岡本綺堂の新歌舞伎の名作を、愛之助の半九郎、孝太郎のお染という花形の二人が情感たっぷりに演じます。

二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

大名の山蔭右京は、恋人の花子に会いに行きたいのですが、奥方の玉の井が怖く頭を悩ませています。そこで座禅を口実にお堂に籠もり、太郎冠者に衾を被せ、自分の身替わりになるように命じ、花子のもとへ急ぐのでした。しかし奥方はそれを見破り、太郎冠者と入れ替わり右京の帰りを待ちます。やがてほろ酔い気分で戻ってきた右京は、衾を被っているのが玉の井とも知らず、花子との逢瀬の様子を語るのですが...

狂言の『花子』をもとにした人気舞踊で、仁左衛門が恐妻家の大名を愛嬌たっぷりに演じます。。

三、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)

油屋を営む河内屋の次男・与兵衛は、放蕩三昧で喧嘩沙汰ばかりおこしています。また、借金の返済に困り親からも金を巻き上げようとしますが、とうとう家を追い出されてしまいます。そこで与兵衛は、同業の豊嶋屋のお吉に頼ろうと店を訪れたところ、そこで親の慈愛あふれる言動にふれます。もう親に迷惑はかけられないと思った与兵衛は、お吉に不義になって金を貸して欲しいと迫りますが、断られてしまい...

近松門左衛門が描く、現代にも通じる若者の心理や親の情、殺しの場面など見どころの多い世話物の名作に、海老蔵が初役で与兵衛を、豊嶋屋女房お吉を孝太郎が勤める舞台です。

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