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二月花形歌舞伎

料金(税込)

  • A席14,500円
  • 特B席11,000円
  • B席8,000円
  • C席5,000円

上演時間

  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    口上・発端・序幕・二幕目

  • 幕間 30分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    三幕目

  • 幕間 25分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    四幕目

  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    口上・発端・序幕・二幕目

  • 幕間 30分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    三幕目

  • 幕間 25分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    四幕目

  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    口上・発端・序幕・二幕目

  • 幕間 30分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    三幕目

  • 幕間 25分
  • 三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役
    四幕目

※2月20日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります。

日程詳細

2015年2月

4567
昼の部夜の部11:30-10:3016:3011:30-10:3016:30
891011121314
昼の部夜の部11:30-10:3016:3011:30-10:3016:3011:30-10:3016:3011:30-
15161718192021
昼の部夜の部10:30貸切11:30-10:3016:3011:30-10:3016:3011:30-10:3016:30
2223242526
昼の部夜の部11:30-10:3016:3011:30-10:3016:3011:30-

2015年2月

昼の部 夜の部
4
(水)
11:30 -
5
(木)
10:30 16:30
6
(金)
11:30 -
7
(土)
10:30 16:30
8
(日)
11:30 -
9
(月)
10:30 16:30
10
(火)
11:30 -
11
(水)
10:30 16:30
12
(木)
11:30 -
13
(金)
10:30 16:30
14
(土)
11:30 -
15
(日)
10:30 貸切
16
(月)
11:30 -
17
(火)
10:30 16:30
18
(水)
11:30 -
19
(木)
10:30 16:30
20
(金)
11:30 -
21
(土)
10:30 16:30
22
(日)
11:30 -
23
(月)
10:30 16:30
24
(火)
11:30 -
25
(水)
10:30 16:30
26
(木)
11:30 -

演目と配役

昼の部

慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)

三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役(だてのじゅうやく)

市川染五郎十役早替り宙乗り相勤め申し候

発 端
序 幕


二幕目
三幕目

四幕目
稲村ヶ崎の場
鎌倉花水橋の場
大磯廓三浦屋の場
三浦屋奥座敷の場
滑川宝蔵寺土橋堤の場
足利家奥殿の場
同  床下の場
山名館奥書院の場
問註所門前の場
同  白洲の場
口上
仁木弾正
絹川与右衛門
赤松満祐
足利頼兼
土手の道哲
高尾太夫
腰元 累
乳人政岡
荒獅子男之助
細川勝元

沖の井
八汐
渡辺民部之助
三浦屋女房松代
山中鹿之助
笹野才蔵
京潟姫
松島
渡辺外記左衛門
山名持豊
大江鬼貫
栄御前
市川 染五郎

片岡 孝太郎
市川
尾上
市川 笑三郎
大谷 廣太郎
中村
中村
澤村 宗之助
松本
大谷
片岡
片岡 秀太郎

夜の部



※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します。

みどころ

昼の部

三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役(だてのじゅうやく)

 足利家の悪臣・仁木弾正(にっきだんじょう)は、天下転覆を企てた末に討たれた亡父の亡霊から、鼠の妖術を授かった。弾正は亡父の無念を晴らすため、当主の足利頼兼(あしかがよりかね)を遊興に仕向け、跡継の鶴千代(つるちよ)の毒殺を謀るなど御家横領を企んでいた。一方、足利家に仕える絹川与右衛門(きぬがわよえもん)は、腰元累(こしもとかさね)との不義で手討ちになるところ一命を助けられていた。弾正の隠謀を知った与右衛門は、恩義に報いるため弾正の悪事を防ごうとするが…。


 仙台藩伊達家の御家騒動を題材にした四世鶴屋南北作の『慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)』通称「伊達の十役(だてのじゅうやく)」は、文化12(1815)年に初演されました。当時大どころの役者が夏の休暇をとったため、役者が揃わず、七世市川團十郎が登場人物十役を早替りで勤めるという画期的な企画で大当りとなりました。『慙紅葉汗顔見勢』とは、恥も外聞も構わず大汗をかき、紅葉のように顔を真っ赤に染めて奮闘するという意味があります(七世市川團十郎は当時25歳。後に「歌舞伎十八番」を制定)。

 その後、上演が途絶え台本も残っていない幻の作品でしたが、三代目市川猿之助(現・猿翁)が絵番付などのわずかな資料から新たな「伊達の十役」を生み出します。昭和54(1979)年に164年ぶりに復活上演された本作は、御家横領を企む仁木弾正の物語を中心に、横軸では与右衛門と累(かさね)の物語も絡み、善人と悪人、男女の十役を四十数回の早替りと宙乗りなどの仕掛けで見せるスペクタクルな趣向で大好評を得ました。今回、この十役を平成26(2014)年5月、東京の明治座でも絶賛を得た市川染五郎が演じます。

 口上の後の発端では仁木弾正に妖術を授ける「術譲り」をはじめ、序幕から圧巻の早替り、二幕目のだんまりなど趣向を凝らした見どころが続きます。三幕目、鶴千代の乳人政岡が我が子千松を犠牲にする悲劇の物語は、この作品の奥行きを気品ある女方で見せます。その後には、力強い男之助から弾正に替わっての「宙乗り」、さらに、四幕目の裁き役の細川勝元が爽やかな弁舌をふるう場面での、あざやかなせりふの応酬は俳優の力量が発揮されます。

 博多座初上演となる復活狂言の名作を、博多座の誇る舞台機構を存分に活かし壮大なスケールで描きます。

夜の部

※昼の部/夜の部 同一演目にて上演します。

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