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歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝

歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝

 

 2026年11月1日(日)から始まる歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」で、通し狂言『仮名手本忠臣蔵』に出演する松本幸四郎が、演目ゆかりの地、泉岳寺で墓参・法要を行い、公演に向けての思いを語りました。

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 11月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」では、歌舞伎三大名作のひとつとしても名高い『仮名手本忠臣蔵』を、通し狂言として上演します。亡き主君の仇を討つ四十七士の忠義と苦難、それを取り巻く人々の情愛をドラマチックに描きます。このたび、大星由良之助役を勤める幸四郎が泉岳寺を訪れました。浅野内匠頭の墓前での法要に続いて、大石内蔵助、四十七士それぞれの墓前へお参りし、手を合わせました。

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歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝

 

 参拝を終え、幸四郎は「(大石内蔵助の)墓前で手を合わせたときには『よろしくお願いいたします』という言葉が浮かび、大星由良之助役を勤めさせていただく思いもお伝えしました。ちょうど雨も上がり、見守っていただけているのではと感じました」と晴れやかな表情をみせ、今年最後の歌舞伎座出演に向けて、「最後に気持ちよく、勝どきの声をあげられるように勤めたい」と、意気込みをみせました。 

 

 幸四郎が本作の通し狂言で大星由良之助を勤めるのは、平成24(2012)年4月、新橋演舞場での上演以来、2度目です。『仮名手本忠臣蔵』について、幸四郎は、「ひとつの目的に向かって一丸となって突き進み、成就させるという生き様のドラマ。今の時代にも通じる生き様というものを強く感じていただけるお芝居にしたい」と作品の魅力にも触れつつ、「『忠臣蔵』という演目に助けられながら、一座が一丸となれることを目指して勤めたい」と、決意を述べました。

 

 初役のときには、父・松本白鸚に教えを受けたという由良之助の役どころについては、「要となる存在であり、皆の思いや向かってくるものを真正面から受け止め、行くべき道を説得する力が必要な役」と語ります。演じる上で特に心に迫る場面として「四段目」を挙げ、「(塩冶判官と)言葉ではなく心で理解し合い、全てを肚(はら)に閉じ込め、討ち入りまでどう進んでいくかを考え抜いていく人生にここからなっていく、由良之助の本心が出る場面だと思います」と捉えます。

 

歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」幸四郎が泉岳寺参拝

 

 幸四郎は、昭和56(1981)年10月歌舞伎座で、七代目市川染五郎を襲名した際、当時8歳で「七段目」の大星力弥を勤めました。「祖父(初世松本白鸚)との共演の思い出や、演目の匂いや色彩など、とても強烈な印象が残っています」と回想します。「今回、この年代で『仮名手本忠臣蔵』の通し上演ができることは、次の世代へ繋いでいくための責任でもあると感じています」と思いを打ち明け、「お芝居のその瞬間に、お客様がその現場に本当にいたかのような感覚になっていただける舞台を目指したい。そこに多くの方にお越しいただきたいと思っています」と、呼びかけました。

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 歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」は11月1日(日)から25日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。

2026/10/27