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新番組「尾上松也の古地図で謎解き!日本探究」10月スタート
10月6日より毎週火曜日、BS11で新番組「尾上松也の古地図で謎解き!日本探究」が始まります。番組に向けての意気込みを松也が語りました。
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――松也さんが各地を旅する歴史探訪の番組とうかがいました。
各都市の古い地図をもとにしてその土地を探るところが、普通の歴史探索番組とひと味違うみどころです。年代ごとに異なる地図と現在の実際の場所と見比べ、変化を想像しながら歴史をひも解いていきます。
――収録も始まって、どんな番組になりそうですか。
何枚もの地図から古い歴史が解明されるところは、僕自身、驚きでした。視聴者の皆さんにも新鮮な驚きを感じていただけると思います。また、今はカーナビやスマートフォンの時代ですけれど、地図を見るのは決して苦手なほうではないので、昔は地図をたどって移動していたなあと思い出し、撮影していて面白いです。
――レポーターとしての松也さんはいかがですか。
レポートする側としては、テーマや伝えたいことがちゃんと伝わっているか、とても気になるものですが、今回は地図が主役。自分が楽しんでいないと、見てくださる方も楽しめないと思うので、伝えたいことを念頭におきつつ、楽しみながらやっていきたいです。
――ほかの歌舞伎俳優さんが登場することもあるとか。
巳之助君、尾上右近君、隼人君が、古地図を手にレポートする回も予定されています。若手の出演を通して、若い世代なりの探究心で探っていくことで、より幅広い世代の方々に、一緒に歴史探索しているような気持ちでご覧いただけると思います。
――舞台の外でも若手俳優が活躍ですね。
それぞれの回のレポーターと僕が、スタジオでVTRを見ながら話を展開します。テレビ番組で歌舞伎の若手俳優のみのトークは、あまりなかったことだと思うので、そこも楽しんで、親しみを感じていただけたら。知的探究心を満たす場面とほんわか和んでいただける場面、うまくバランスがとれた番組になればいいですね。
――歌舞伎俳優ならではの見方もありそうです。
歴史を探っていくと、歌舞伎の登場人物たちの時代にたどり着きます。また、芝居には出てこない人物でも、その時代にどういう生き様で、どんな思考だったのかを知るだけでも、いい勉強になります。歌舞伎の中で培ってきた知識のルーツに触れたときには、実はこういうことだったんだと再発見もあります。引き出しが活かせたらいいなと思います。
――最後に、歌舞伎ファンに向けてひと言お願いします。
スタートの10月は京都、11月は東京と、古地図をもとに日本全国を探っていこうという番組ですので、皆さんの知っている土地がどんどん出てきます。楽しみにしてください。