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孝太郎が映画『小さいおうち』出演
2014年1月25日(土)より全国ロードショーされる映画『小さいおうち』に、片岡孝太郎が出演しています。
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山田洋次監督82作目となる『小さいおうち』は、中島京子氏の直木賞受賞作に感銘を受けた監督が自ら映画化を望み、脚本も書いて製作された映画です。舞台は昭和11年、東京郊外の小さなおうちに住む若い夫婦と子どもの一家に現れた、一人の青年が起こす小さなさざ波。時代変わって60数年後、女中が遺したノートに描かれたひそやかな真実とは...。
昭和時代の夫婦のシーンで夫役を演じているのが孝太郎。4月に行われた製作発表会見では、「私はほとんど映画の経験がないといってもいいくらいで、歌舞伎座が新しくオープンした時期で、歌舞伎に出演しなくていいのかなとも思いましたが(笑)、今回、山田監督から、お話をいただけて大変光栄に思っています」と、映画出演への意欲を見せました。
山田監督が「戦前、ささやかだけど身の丈に合った、かわいらしい暮らしがあった時代を大事に表現したい」という、その象徴的な"小さいおうち"のセットについて、孝太郎は、「本当に赤い屋根が印象的で、家に置いてあるものもすごく生活感がある。家の中を移動するにしても、とてもよくできているなと思わされます。ここに住めたらいいのにと思うくらい」と話し、物語にすっかり溶け込んでいる様子をうかがわせました。
孝太郎は初の山田監督作品への出演となりますが、会見では、祖父の十三世仁左衛門が山田監督の『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』(1982)に出演といった縁もあることを話しました。また、すでに『ダウンタウン・ヒーローズ』(1988)で山田作品に出演している橋之助に監督について聞いたところ、「すごく細かい方だよ、と言われました」というエピソードも披露していました。
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映画『小さいおうち』は、来年の1月25日(土)公開。出演は、松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、 妻夫木聡、倍賞千恵子ほか。監督は山田洋次、脚本は山田洋次、平松恵美子、音楽は久石譲。