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松緑「紀尾井町夜話 第三夜」出演のお知らせ

松緑「紀尾井町夜話 第三夜」出演のお知らせ

 昨年の「紀尾井町夜話」、こちらは「第一夜 一人語り」の松緑。さて、今年の第三夜は…(写真は2017年10月)

 7月8日(日)、歌舞伎座ギャラリーでギャラリーレクチャー特別企画「紀尾井町夜話(きおいちょうやわ) 第三夜」が開催され、尾上松緑、山崎咲十郎が出演します。

 「紀尾井町夜話」とは、松緑が席亭となってお客様をおもてなしするという特別な夜話です。昨年10月に初めて開催され、大きな話題を呼んだこの企画。お客様から大好評の声をいただき、再び松緑がざっくばらんに語ります。

 

 今回、ゲストとして登場するのは、立役の俳優そして立師としても活躍する咲十郎。立師とは、立廻り(劇中で演じられる刀などを用いた争闘場面)の動き、展開の構成を考え俳優に伝える役割を指します。

 

 松緑は、押し出しのよい姿に安定感ある演技力、なにより舞台上で抜群の存在感にますます磨きをかけています。6月歌舞伎座『妹背山女庭訓』漁師鱶七のような、古典らしい鮮やかな役を豪快かつ魅力的に演じ、3月歌舞伎座『男女道成寺』白拍子桜子実は狂言師左近では、舞踊の腕前を存分に披露しました。昨年11月国立劇場の『坂崎出羽守』では揺れ動く心情を見事に描き、長らく上演の途絶えていた新歌舞伎に新たな息吹を与えました。また、同12月の歌舞伎座で演じた『蘭平物狂』をはじめ、平成27年5月『丸橋忠弥』、今年正月『世界花小栗判官』の浪七などカドカドが粒立つ立廻りも魅力的です。

 

 ゲストとして登場する咲十郎は、平成3(1991)年に十七世羽左衛門に入門し、翌年坂東橘咲を名のって初舞台を踏みました。師の没後、権十郎の門下に入って平成16(2004)年に山崎咲十郎と改名し、平成19(2007)年に名題適任証を取得、これまでに日本俳優協会賞奨励賞はじめ複数の受賞歴があります。昨年1月の伝統芸能保存会研修発表会では『義経千本桜』「すし屋」のいがみの権太に挑みました。前述の松緑の立廻りはもちろん、昨年1月の国立劇場『しらぬい譚』猫四天の場面や、10月歌舞伎座『マハーバーラタ戦記』、今月歌舞伎座の『野晒悟助』など、印象的な立廻りを考案。立師としても活躍の場を広げています。

 

 同じ昭和50年生まれの二人、若き日の苦労や思い出、共演した数々の舞台、立廻りの立師として、芯と絡みとして、師匠として弟子として、尽きることのない二人の二度と聴けないよもやま話をぜひお楽しみください。

 

松緑「紀尾井町夜話 第三夜」出演のお知らせ

 昨年10月の「第二夜 舞踊と芝居と長唄と」では、松緑が杵屋勝輔(写真右)、芳村辰三郎(同中央)のゲスト二人を迎えました

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ギャラリーレクチャー 特別企画

紀尾井町夜話 第三夜「昭和五十年会」

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日時

2018年7月8日(日)18:30開演(18:10開場)

※約1時間30分を予定

 

場所

歌舞伎座ギャラリー

(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)

 

入場料

全席指定:3,500円(税込)

 

2018年6月30日(土)10:00発売

 

チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイト

※チケットホン松竹での販売はありません。チケットWeb松竹のみの販売。 

 

お問い合わせ

歌舞伎座ギャラリー 03-3545-6886(10:00~17:30)

 

 

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2018/06/25