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豊橋で松竹大歌舞伎プレワークショップ

 「歌舞伎にふれよう・2006」松竹大歌舞伎プレワークショップは、14日午後、豊橋市民文化会館ホールで行われた。

歌舞伎ファン、踊りの師匠さんに交じり、豊橋市向山小学校6年の86人も総合学習の授業で鑑賞した。

 歌舞伎に少しでも興味をもってもらおうと「踊る・和ボット」が登場、コンピューター制御のロボットが三番叟を披露、また、「元気になる和の健康体操」を参加者と実演し、会場の雰囲気を和らげた。

 清水司子さんの歌舞伎解説のあと、杵屋五司郎さん(長唄東音会)が三味線の実演をしてその魅力を紹介した。「二人椀久」の見せ場での狂い踊るような軽快なリズム、長唄「勧進帳」のクライマックスでの三味線の掛け合いなどを披露した。

 彦坂佑真くん(向山小6年)は「初めて聴いたがすごかった」と話し、藤間勘喜美さんは「三味線のリズムにのせられてうまく踊れそう」と、このワークショップの企画に大満足の様子であった。

 松竹大歌舞伎公演は7月14日、アイプラザ豊橋で行われる。

2006/06/15