2025年4月3日(木)から開幕する歌舞伎座「四月大歌舞伎」夜の部『無筆の出世』の特別ビジュアルが公開されました。
▼
この度公開された『無筆の出世』の特別ビジュアルには、講談師として出演する神田松鯉と釈台、その奥には『無筆の出世』の物語の世界が広がります。桜があしらわれたほがらかな雰囲気のなか、尾上松緑の中間治助後に松山伊予守治助、中村鴈治郎の佐々与左衛門、市川中車の夏目左内、9・16・23日に勤める坂東亀蔵の中間治助後に松山伊予守治助の姿が。今にも声が聞こえてきそうな松鯉の姿、そしてまさに物語から飛び出てきたかのような、登場人物それぞれの表情にぐっと引き込まれる1枚です。
ある日、中間の治助は、主人である旗本の佐々与左衛門から預かった手紙を届けるため、大川の渡し船に乗り込みます。読み書きができない無筆の治助がその場に居合わせた僧から驚きの事実を聞かされて…。“仇を恩で返す”――講談シリーズ第三弾として新たに誕生する珠玉の物語をご堪能いただきます。
▼
こちらの特別ビジュアルは、歌舞伎座ほかで掲示されます。ぜひご注目ください。歌舞伎座「四月大歌舞伎」は4月3日(木)から25日(金)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹、チケットホン松竹で販売中です。