公演情報詳細
平成21年度(社)全国公立文化施設協会主催西コース | ||
松竹大歌舞伎 近松座公演 |
当公演は終了いたしました。
2009年8月31日(月)~9月25日(金)
劇場:巡業
日程詳細
2009年8月
-
日(曜日)
開演
時間会 場
チケット
Web松竹お問い合わせ先
-
31(月)
-18:00
川口総合文化センター
埼玉県 川口市
販売あり
048-254-9900
2009年9月
-
日(曜日)
開演
時間会 場
チケット
Web松竹お問い合わせ先
-
1(火)
14:00-
よこすか芸術劇場
神奈川県 横須賀市
-
046-823-9999
-
3(木)
13:0018:00
尼崎市総合文化センター
兵庫県 尼崎市
-
06-6487-0810
-
4(金)
14:00-
浪切ホール
大阪府 岸和田市
販売あり
072-439-4915
-
5(土)
14:00-
神戸文化ホール
兵庫県 神戸市
-
078-351-3349
-
6(日)
12:0017:00
滋賀県立芸術劇場
びわ湖ホール滋賀県 大津市
-
077-523-7136
-
8(火)
貸切貸切
岡山市民会館
岡山県 岡山市
-
086-231-7383
-
9(水)
13:3018:00
ふくやま芸術文化ホール
広島県 福山市
-
084-928-1810
-
10(木)
13:3018:00
呉市文化ホール
広島県 呉市
-
0823-25-7878
-
11(金)
13:00-
ルネッサながと
山口県 長門市
-
0837-26-6001
-
12(土)
13:0017:30
iichiko総合文化センター
大分県 大分市
-
097-533-4004
-
13(日)
13:0017:30
北九州芸術劇場
福岡県 北九州市
-
093-522-3856
-
15(火)
13:3018:00
愛媛県県民文化会館
愛媛県 松山市
-
089-923-5111
-
17(木)
13:0018:00
高梁総合文化会館
岡山県 高梁市
-
0866-22-1040
-
18(金)
13:0017:30
姫路市文化センター
兵庫県 姫路市
販売あり
079-298-8014
-
19(土)
12:0016:30
三重県文化会館
三重県 津市
-
059-233-1122
-
20(日)
12:3017:00
豊川市文化会館
愛知県 豊川市
-
0533-89-7082
-
22(火)
13:3018:00
こまつ芸術劇場うらら
石川県 小松市
-
0761-20-5500
-
23(水)
-17:00
京都芸術劇場 春秋座
京都府 京都市
販売あり
アロープロモーション
-
24(木)
13:0017:00
京都芸術劇場 春秋座
京都府 京都市
-
アロープロモーション
-
25(金)
13:00-
京都芸術劇場 春秋座
京都府 京都市
-
アロープロモーション
演目と配役
一、坂田藤十郎お目見得 御挨拶(ごあいさつ)
坂田 藤十郎 |
恋飛脚大和往来
二、玩辞楼十二曲の内 封印切(ふういんきり)
新町井筒屋の場
亀屋忠兵衛 丹波屋八右衛門 傾城梅川 槌屋治右衛門 井筒屋おえん | 坂田 藤十郎 片岡 愛之助 中村 壱太郎 坂東 彦三郎 片岡 秀太郎 |
三、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精 狂言師左近後に仔獅子の精 修験者 村娘 | 中村 翫雀 片岡 愛之助 中村 亀鶴 中村 壱太郎 |
みどころ
一、坂田藤十郎お目見得 御挨拶(ごあいさつ)
坂田藤十郎が公演各地の皆様にお目見得のご挨拶と、今回の近松座公演、そして上方歌舞伎にかける思いを申し上げる一幕です。
二、玩辞楼十二曲の内 封印切(ふういんきり) 新町井筒屋の場
亀屋忠兵衛は、相思相愛の遊女梅川を身請けするための前金を払いましたが、後金が用意できません。そこで梅川を通じて、抱え主の槌屋治右衛門に、後金を待ってくれるよう頼みます。治右衛門はこれを了承しますが、同じく梅川を身請けしようとしていた丹波屋八右衛門は腹を立ててしまいます。やがて八右衛門は、井筒屋のおえんや梅川たちを前にして、忠兵衛をこき下ろし始めます。
これを二階の座敷で聞いていた忠兵衛は、八右衛門の前に現れ、ふたりは言い争いを始めます。そうこうするうち忠兵衛が手にしていた公金の封が切れてしまいます。はずみとはいえ、公金の封を切ることは大罪で、忠兵衛は死を覚悟して次々と封を切り、この公金を梅川の身請けの金に当てます。
こうして、うちひしがれた忠兵衛は、梅川と手に手をとって、新町の廓から立ち去って行くのでした。
実際の公金横領事件を題材にしたこの作品は、上方歌舞伎を代表する作品で、近松門左衛門の『冥途の飛脚』をもとに作られています。忠兵衛が公金の封を切ってしまう場面は屈指の見どころで、この作品の通称ともなっています。
坂田藤十郎が見せる上方和事の真髄をご期待ください。
三、連獅子(れんじし)
文殊菩薩の霊獣である獅子の精は、千尋の谷に我が子を突き落とし、その試練にめげず駆け上がってきた子のみを育てると伝えられていますが、この様子を狂言師右近と左近が踊りで見せていきます。
やがて狂言師たちが立ち去って行くと、村の娘が修験者のもとを訪ねて来て、田畑を荒らす獅子を封じるための祈祷をしてくれるようにと頼みます。そして修験者が祈り始めると、獅子の精が出現する気配となるので、慌ててふたりはその場から逃げ出していきます。
そこへ親子の獅子の精が出現し、牡丹に戯れ遊びながら獅子の狂いを見せ、獅子の座に直るのでした。
勇壮な獅子の親子の姿を描いた舞踊の名作をご覧いただきます。
続きを読む