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松竹歌舞伎舞踊公演

松竹歌舞伎舞踊公演

当公演は終了いたしました。

2016年11月15日(火)~25日(金)

当公演は終了いたしました。

劇場:巡業

上演時間

  • 御目見得 ご挨拶

  • 幕間 なし
  • 鷺娘

  • 幕間 25分
  • 連獅子

※11月14日時点での予定。幕間を含む上演時間は1時間55分。
※上演時間は変更になる可能性があります。

日程詳細

2016年11月

演目と配役

一、御目見得 ご挨拶

片岡 愛之助
二、鷺娘(さぎむすめ)
鷺の精
上村

河竹黙阿弥 作

三、連獅子(れんじし)
狂言師右近後に親獅子の精
狂言師左近後に仔獅子の精
片岡 愛之助
片岡 千太郎

みどころ

一、御目見得 ご挨拶

 松竹舞踊公演の開幕にあたり、片岡愛之助が皆様にお目見得のご挨拶を申し上げる一幕です。

二、鷺娘(さぎむすめ)

 しんしんと雪の降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢の娘がひとり佇んでいます。娘と見えたのは、実は白鷺の精。やがて、鷺の精は美しい町娘に転じ、その恋心をさまざまに見せていきます。しかし、その想いはかなうことなく、恋に迷い、再び鷺の姿となった娘は地獄の責め苦に苛まれるのでした。
 引き抜きやぶっ返りなど、歌舞伎ならではの趣向もみどころの、長唄の歌舞伎舞踊の名作です。

三、連獅子(れんじし)

 文殊菩薩が住むといわれる霊地清涼山。その麓の石橋に、狂言師の右近と左近が手獅子を携えて現れます。白い毛の獅子が親で、赤い毛の獅子は子の設定です。二人は石橋の謂れや、子を千尋の谷へ突き落とし、谷底より駆け上ってくる強い子だけを育てるという、獅子の子落としの模様を踊って見せます。上がって来ない仔獅子を案じる親獅子が谷底を覗き込んだところ、その姿を見つけた仔獅子は、喜び勇んで駆け上がって来るのでした。そこへ法華僧と浄土僧がやって来ますが、お互いの宗派が違うところから口論をしていると、おどろおどろしい山風が吹きます。二人が驚いて退散すると、親獅子と仔獅子の精が現れ、勇壮に毛を振り、舞い納めるのでした。
 能の「石橋」をもとに、前半で獅子の親子の情愛を、後半の勇猛な獅子の毛振りを見せる、長唄の歌舞伎舞踊の人気作品をお楽しみください。

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