公演情報詳細
初春歌舞伎公演 |
当公演は終了いたしました。
2019年1月3日(木)~27日(日)
劇場:新橋演舞場
料金(税込)
- 1等席16,000円
- 2等A席9,000円
- 2等B席5,000円
- 3階A席5,000円
- 3階B席3,000円
- 桟敷席17,000円
日程詳細
2019年1月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 4 | 5 | |||||
昼の部夜の部 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:304:00 | ||||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
昼の部夜の部 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:30- | -4:00 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:304:00 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | |
昼の部夜の部 | 11:304:00 | 11:30- | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:30- | 11:304:00 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | |
昼の部夜の部 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:30- | 11:304:00 | 11:304:00 | 11:304:00 |
27 | |||||||
昼の部夜の部 | 11:304:00 |
2019年1月
昼の部 | 夜の部 | |
---|---|---|
3 (木) |
11:30 | 4:00 |
4 (金) |
11:30 | 4:00 |
5 (土) |
11:30 | 4:00 |
6 (日) |
11:30 | 4:00 |
7 (月) |
11:30 | 4:00 |
8 (火) |
11:30 | - |
9 (水) |
- | 4:00 |
10 (木) |
11:30 | 4:00 |
11 (金) |
11:30 | 4:00 |
12 (土) |
11:30 | 4:00 |
13 (日) |
11:30 | 4:00 |
14 (月) |
11:30 | - |
15 (火) |
11:30 | 4:00 |
16 (水) |
11:30 | 4:00 |
17 (木) |
11:30 | 4:00 |
18 (金) |
11:30 | - |
19 (土) |
11:30 | 4:00 |
20 (日) |
11:30 | 4:00 |
21 (月) |
11:30 | 4:00 |
22 (火) |
11:30 | 4:00 |
23 (水) |
11:30 | - |
24 (木) |
11:30 | 4:00 |
25 (金) |
11:30 | 4:00 |
26 (土) |
11:30 | 4:00 |
27 (日) |
11:30 | 4:00 |
演目と配役
昼の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
鳥居前
佐藤忠信実は源九郎狐 武蔵坊弁慶 静御前 源義経 | 獅童 九團次 廣松 友右衛門 |
河竹黙阿弥 作
二、極付幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
「公平法問諍」
幡随院長兵衛 女房お時 唐犬権兵衛 出尻清兵衛 長松 極楽十三 雷重五郎 神田弥吉 慢容上人 坂田公平 伊予守頼義 渡辺綱九郎 近藤登之助 水野十郎左衛門 | 海老蔵 孝太郎 右團次 男女蔵 堀越勸玄 九團次 廣松 男寅 松之助 市蔵 齊入 家橘 友右衛門 左團次 |
松岡 亮 作
三、三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)
傘売り三すじの綱吉実は石川五右衛門 男伊達 男伊達 男伊達 男伊達 | 海老蔵 市蔵 九團次 廣松 男寅 |
夜の部
一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
鳴神上人 雲の絶間姫 | 右團次 児太郎 |
十一世市川團十郎生誕百十年
二、牡丹花十一代(なとりぐさはなのじゅういちだい)
鳶頭 手古舞 鳶頭 鳶頭 差配人 芸者 鳶の者 芸者 鳶の者 差配人 茶屋女房 世話役 芸者 | 海老蔵 堀越麗禾 堀越勸玄 右團次 男女蔵 児太郎 男寅 廣松 九團次 市蔵 齊入 家橘 孝太郎 |
近松門左衛門 作
平家女護島
三、俊寛(しゅんかん)
俊寛僧都 海女千鳥 丹波少将成経 平判官康頼 瀬尾太郎兼康 丹左衛門尉基康 | 海老蔵 児太郎 九團次 男女蔵 市蔵 右團次 |
福地桜痴 作
四、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
小姓弥生後に獅子の精 老女飛鳥井 家老渋井五左衛門 | 海老蔵 齊入 家橘 |
みどころ
昼の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 鳥居前
狐忠信が豪快な荒事で活躍する舞台
兄頼朝から謀反の疑いをかけられ都落ちしようとする源義経のもとに、愛妾静御前がやってきます。義経は静の同道を許さず、代わりに“初音の鼓”を自らの形見にと預けます。ひとり残され追手に捕らわれそうになる静は、家臣の佐藤忠信に助けられます。その働きを見た義経は忠信に静の守護を命じると、西国へと落ち延びてゆきます。忠信は静に従い都へと戻りますが、その姿はどこか不思議な雰囲気を漂わせるのでした。
義太夫狂言の三大名作の一つ『義経千本桜』より、様式美に満ちた一幕をお楽しみください。
二、極付幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
江戸の町奴と旗本奴の争いを描いた世話物の名作
見物客で賑わう村山座の舞台に、旗本奴白柄組の男が乱入して騒ぎを起こします。町奴を率いる幡随院長兵衛がこれを収めますが、見物していた水野十郎左衛門に呼び止められます。町奴と水野が率いる旗本奴は犬猿の仲。長兵衛はいきり立つ子分を抑えひとまず幕を引かせますが、後日、水野家から酒宴の誘いを受けます。これが自分の命を狙う企みであると悟りながら、長兵衛は、女房お時、倅の長松に別れを告げ、後のことは兄弟分の唐犬権兵衛に託し、ひとり水野の屋敷へと向かいます。
俠客の元祖ともいわれる実在の人物を描いた、黙阿弥の名作をご覧に入れます。
三、三升曲輪傘売(みますくるわのかさうり)
手妻芸がみどころの色鮮やかな舞踊
江戸吉原に、男伊達の面々が石川五右衛門を探しにやってきました。そこへ傘売り三すじの綱吉が現れ、新造たちに商う傘の由来を語って聞かせます。次々と大小の傘を取り出してみせる傘売りを怪しみ、男伊達たちが綱吉に打ってかかると…。
桜満開の吉原に、色鮮やかな大小の傘の手妻芸でみせる華やかな一幕をご堪能ください。
夜の部
一、歌舞伎十八番の内 鳴神(なるかみ)
古風かつ豪快な趣をもつ歌舞伎十八番
朝廷に恨みをいだく鳴神上人が竜神を滝壺へと封じ込めたため、3カ月もの間一滴の雨も降らずに人々は苦しんでいました。そこで朝廷は雲の絶間姫を上人のもとに遣わし、その美貌と艶やかさで上人を堕落させようと企みます。はじめは警戒していた上人でしたが、次第次第に姫の色香に惑わされていきます。
前半は古風でおおらかなせりふ劇、後半は豪快な荒事が見応えのある歌舞伎十八番です。
二、牡丹花十一代(なとりぐさはなのじゅういちだい)
成田屋の栄を祝う賑やかな舞踊
町内に祭囃子が響く中、粋な二枚目の鳶頭と、鯔背(いなせ)で瑞々しい芸者がやってきます。そこへ可愛らしい手古舞と鳶頭も加わって、一同が賑やかに踊ります。
十一世市川團十郎生誕百十年を寿いだ清元の所作事です。
三、俊寛(しゅんかん)
絶海の孤島に流された男の孤独と悲劇
平家打倒の密議が平清盛の知るところとなり、俊寛僧都、平判官康頼、丹波少将成経が絶海の孤島へ配流になってから3年の月日が流れました。成経が島の海女千鳥を妻に迎えることになると、寂しい暮らしをしている俊寛たちはこの慶事を喜び、ささやかながら夫婦の盃事をすることにします。そのとき、一隻の赦免船が島に到着し、使者の丹左衛門尉基康と瀬尾太郎兼康が、帰還の許しが出た旨を伝えにきました。喜ぶ一同ですが千鳥の乗船は許されず、また、都に残してきた妻の最期を知らされた俊寛は…。
心揺さぶられる近松門左衛門の名作を、海老蔵の初役にてご覧に入れます。
四、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
新歌舞伎十八番の一つである華やかな舞踊
新年を迎えた江戸城大奥で行われる「お鏡曳き」の日。小姓の弥生は将軍の御前で踊りを披露することになります。はじめは恥ずかしがる弥生でしたが、袱紗や塗扇を使った鮮やかな踊りに、二枚扇の踊りと典雅に踊って見せると、傍らに飾った獅子頭を取り上げます。舞う内に獅子の精の魂が乗り移り、獅子頭が弥生の意思と関係なく動き始め…。
新年に相応しい、格調高い長唄舞踊の大曲をお楽しみください。
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