三響會サントリーホールで『珠響』

三響會サントリーホールで『珠響』

 歌舞伎長唄囃子方の田中傳左衛門、田中傳次郎らによる三響會が主催する「珠響~たまゆら~」が2月15日(日)サントリーホール(大ホール)で行われました。

 「珠響~たまゆら~」は、三響會の他、稲本響(ピアノ)、藤原道山(尺八)、村治佳織(ギター)、英哲風雲の会(太鼓)ら今注目を集める和・洋のジャンルを超えた演奏家たちが、それぞれ自分の音楽で競演し、至高のひとときをお届けする音楽コンサートです。

 今回は、平成20年11月18日増上寺での結成記念プレミアムコンサートに続く第2回公演。オープニングでは市川慎が奏でる箏の音の中、武田双雲が描く「珠響」「神々」という二文字が高々と掲げられました。

 三響會は、野村萬斎(狂言)、一噌幸弘(能楽笛方)をゲストに迎え『三番叟』を上演。サントリーホールの舞台に敷かれた所作台の上、とどまることのない鼓と笛の音の中で、野村萬斎による美しく神聖な舞が披露されました。

 田中傳左衛門さんをゲストにお迎えする「歌舞伎美人サロン」。応募締め切りは本日2月25日(水)まで。詳細はこちらをご覧ください。
 応募は締切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

三響會サントリーホールで『玉響』

▲ 写真左:『三番叟』での田中傳左衛門、写真右:会場のサントリーホール

2009/02/25