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尾上松也ら「挑む」出演者の意気込み

尾上松也ら「挑む」出演者の意気込み

▲ 写真左から、澤村國矢、尾上松也、市川左字郎、尾上音一郎

 11月27日(金)、吉祥寺・前進座劇場で「挑む~若き歌舞伎役者の舞~」が上演されます。尾上松也が主催する初めての公演を前に、出演する尾上松也、澤村國矢、市川左字郎、尾上音一郎が、舞台への意気込みを語りました。

尾上松也
 今回は『松の羽衣』『太刀盗人』という舞踊二題で、判りやすく見て楽しんでいただける舞台になるように心がけました。普段の舞台ではなかなかメインとして一緒にはできないこの4人ですが、フレッシュなこの若い世代だからこそできる舞台を、いつも僕たちを見てくださっているお客様、そして僕らと同じ若い世代で歌舞伎を初めてご覧になるような方々にもぜひ見ていただきたいと思っています。

 公演の製作から携わるのは初めての経験で、衣裳さんや床山さんはもちろん前進座の劇場スタッフとの打合せも自分でおこなっています。今回の公演はスタッフも皆若い者ばかりなのですが、関係する皆さんが温かく迎えてくださって、本当に感謝しています。

 今はワクワクする気持ちと、これは大変な事をしているなというのが実感です。今回のメンバーはプライベートでも仲良くさせていただいていますし、また実力も持っている方ばかりなので、舞台でどんなことが起きるのかをぜひ楽しみにしていて下さい。そして、これからもこのような公演をずっと続けていきたいと思っていますので、スタッフを含めた若者たちの挑戦を応援し、我々が成長する姿を見守っていただければ、これほど嬉しいことはありません。ぜひ「挑む」に足をお運びいただければと思っています。


澤村國矢
 『太刀盗人』で目代(役人)を勤めさせていただきます。最初は騙されていますが、それが序々にわかってくる変化をお楽しみいただければと思っています。この座組では長老になってしまいました(笑)が、まだまだ若手のつもりで挑みます。4人だけの小さな座組ですが、この4人で舞台を歌舞伎としてどう成立させお客様に満足していただくか、不安もありますがとてもワクワクしています。前進座劇場のある吉祥寺という場所も若い世代には馴染みの場所です。ぜひ皆さんと一緒にこの公演を盛り立てていきたいと思っています。


市川左字郎
 『太刀盗人』で万兵衛を勤めます。何も知らない田舎者のお役ですが、下品にならないように行儀良く勤めたいと思っています。松也さんとの微妙にタイミングがずれる「連れ舞」が一番の見どころですので、ぜひ楽しんでください。限られた時間の中でしかお稽古ができないので、不安な部分もありますが、そこはみんなで力を合わせてチームワークで乗り切りたいと思っています。公私ともに仲の良い4人なので、その雰囲気が舞台に出せたらいいなと思っています。「この公演を見て歌舞伎が好きになったよ」と言っていただけるように頑張りたいと思っています。


尾上音一郎
 『松の羽衣』の伯竜と『太刀盗人』の従者を勤めさせていただきます。『松の羽衣』では松也さんと息が合うように、そして羽衣を天に返す心境を大切に勤めたいと思っています。このような大きなお役を舞台で勤めさせていただくのは初めてのことなので、不安な部分もありますが、今自分が持っている力を全力で舞台にぶつけたいと思っています。面白かったら声を掛けていただいても結構ですので、ぜひ素直なリアクションを楽しんでいただき、客席と舞台が一体となった楽しい公演を皆さんと一緒に作ることが出来たらいいなと思っています。

公演情報はこちらをご覧ください

2009年11月04日

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